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文字数 637文字

 私は部屋に戻り。もう1つ疑問が湧いた。
それは水!電気!1つではない2つだ。
ライフラインが完璧なのは何故なのだ?
薬は?3つ目。
 私は倉庫を調べた。私の部屋は一階で地下室がある事を発見した。
 私の部屋は無意味に広い。
やはりリビングなのか?アメリカ並の広さだ、テレビや映画で観る。一家族が住めそうだ。
私は電気がついている間に調べておかなければと、地下室へと向かった。
 そこには沢山の棚と段ボールに入れられた物があった。まるでシェルターか避難所だ。

 避難所か、それならこの施設の意味も分かるな。私は何かから避難してきたのかも知れない。いやそんな記憶は無い。
 で、私は重大な事に気が付いた。
果たして私はここに連れて来られて、何日が経つのだろうか?
目が覚めたら翌日と勝手に思ったが、3日後かも知れないし、1週間後かも知れない。
 人は一体どのくらい、眠り続けられるものなのだろうか?1週間も眠らされたら身体に異変があるものだろう。

 私の異変と言えば、頭が重く二日酔い状態だったと言う事だけだった。
それも直ぐに治まった。
 薬でも飲まされたとして、1日か2日位しか経っていないだろう。そう分析した。
 何より携帯の日付が、何日も過ぎてはいなかった。尤も翌日が、本当に翌日である可能性も残されているのだが。

 電気は発電機で賄われていた。
重油か灯油で発電機を回しているのだ。
今も回っている。
 これで所謂、社会から隔絶された場所である事が判明した。その社会が今も存在するのか?
それが1番気になった。
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