第2話 あらすじ

文字数 374文字

大阪生れの小学4年生の那美(なみ)は、夏休みには母親の故郷、奄美大島で過ごすのが、常となっていました。ある日、那美はチョウを追って、森に入り夢中になり道に迷い、毒ヘビのハブにおそわれそうになりアマミノクロウサギの“加那(かな)”に助けられました。そして、この森では動物も人間の言葉を話せることを知りました。
加那から奄美の森は、管理人の“ケンムン”、 番人の“やちゃ坊”が守っていることを教えられ、那美はこの三人と豊かな奄美の森を守る約束をしました。

 12年後、約束通り、那美は森を守るために奄美にやって来ました。那美の仕事は、奄美の森を世界自然遺産に登録する活動の支援でした。那美は、加那の娘の愛加那(あいかな)、ケンムンとやちゃ坊に再会し、森が破壊されていることやマングース、ノネコの問題を聞かされました。那美はこれの解決策を探ることにしました。
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登場人物紹介

登場人物



  那美:大阪生れの都会っ子、小学校4年生。母親の故郷で夏休みを過ごすのが常。



  母親:那美の母。



  加那:奄美の森に住むアマミノクロウサギの名前。那美をハブから救う。



やちゃ坊:奄美の森の番人、自由を好む義賊的な変わり者。



ケンムン:奄美の森の住人、ガジュマルの木に住み無闇に木を切る人に罰を与える。



マングース:毒蛇のハブ退治にため奄美の森に放されたが、アマミノクロウサギの天敵と成る。



社長:奄美の森を愛する建設会社の社長

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