エピローグ・ただ、こころの小説

文字数 580文字

 はい、今回でシメになります。
 いや、本当はもう少し続けるつもりでいたんですが……「これはいつまでいってもキリがない!」という事実に気づきまして。
 そのうえ何回読みこんでも「なるほど。分からん!」という掌編が多すぎる! 理解できないオノレの頭をぶちのめしたくなるほど難しい話があまりにも大量にありすぎる! ということにも気づいた今日この頃(遅いよ自分!)
 いやしかし、楽しいですね『(てのひら)の小説』の深読みは! このエッセイ終わっても、書き写し&深読みは続けていきたいと思います。
 あと今まで言及してませんでしたが、もう一つの楽しみ方は「話つながってる説&輪廻転生説」。つまりそれぞれ独立している話を、自分の脳内で自由につなげていくのです。
『甘い両片想いをしている若い二人
   ↓
 想いが実って結婚
   ↓
 しかし夫、妻に先立たれてしまう
   ↓
 転生して再び出逢(であ)い、今度は本当に()()げる』
 とかもうやりたい放題ですよ! 正直いろんな形で楽しみすぎて、現時点で文庫めろっめろですよ!
 いやもう『掌の小説』、いろんな方におすすめしたい! というかおすすめするために、このエッセイ書いてきたんですが……。
 そして出来れば、いつの日か自分にとってのこの小説とおんなじように、自分も「誰かにとっての『掌の小説』みたいな一冊を書けたらな……」と甘く夢見る日々なのです。(完)
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