[344]ソロモンの72~73柱の魔神についてのスケッチ

文字数 912文字

『ソロモンの72~73柱魔神についての一部スケッチ』

・アミュ
燃え盛る炎の姿が、もしかしたならば、熾天使的なパワーをも享受しているのかも知れない。占星術、自由七科について教え、霊的な守護されたパワーを余所(よそ)ながら開放する魔神であり、自身のアミュースケールという名前にも縁を深く感じる。

・ダンタリオン
無数の男女の顔を有しているのは、もしかしたら集合パワーや意識でもあるかも知れない。

・セエレ
セエレは物質界のみの瞬間移動ではあるが、テレポーテーションの流れは、昇天のエノクやエゼキエル、また、日本だと聖徳太子と調子麿の富士山などが連想できる。テレポーテーションのメカニズムについて、聖霊や神様の他力によるパワーが重要であるように思う。また、その場合は時代のニーズも関連しているようにも感じた。

・ガアプ
医術の流れを感じる。現在は医学や哲学や科学、真理が分かれすぎているきらいがあり、統合や融合の必要性を強く思った。またアンビバレンスな感情に伴うものとして、ニュートラルな意味の無感覚かも知れない。


・ベリアル
ベリアルにとっての嘘は階級が王でもあり、使い魔も最高クラスで、権限を与えられているので、方便のようにも直感した。炎の戦車はメルカバー瞑想でもそうであるが、意志にも関係している魔神なのだろう。

・フェニックス
不死鳥でも知られているが、科学と詩とも通じている存在で、科学や詩についての統合が起きたときに、たとえばフェニックスのようなパワーを召喚できるのではないだろうか。

・プロケル
滝のような轟音や幻聴を発生させるとも知られているが、クンダリーニの上昇の時には、それに近いニュアンスがあることを想起した。人のタイプによってはプロケルのレベルで発生するかも知れない。湯を沸かすパワーも持っているので蒸発などいずれも昇華や上昇の役割を持っているのだろう。

・フルフル
燃える尾の牡鹿の姿だが、呪縛されると天使の姿になるところが興味深い。男女の恋を完成させる役割を持っているが、このように恋の象徴としても、ハリケーンや雷鳴を引き起こすとあり、このような事例は古今東西に変わらずあり、改めて人類史や文化を感じる。

※参考資料 図解西洋魔術大全
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