1、初のアニメ化作品作家さん登場!!

文字数 4,029文字

6月25日  20時00分開始予定


こんにちは。

漫画家の森脇かみんです。

今回も私主催で漫画家さんをゲストにお呼びし、お話を聞いていきたいと思います。

第7回目のゲストは「瀬田ヒナコ」先生です。


よろしくお付き合いください。

本日 20時より開始

パネリストへの質問は21時より 可能となります

皆様、よろしくお願い致します。

本日もお時間になりました。今回も座談会始めさせていただきます。


まずは自己紹介をば「かみんの部屋」司会進行を務めさせていただきます。
森脇かみんです。
みなさま、よろしくおつきあいくださいませ。

今回のゲストは

芳文社「まんがタイム」にて「レーカン!」(~9巻)

双葉社「まんがタウン」にて「喪女が勇者と暮らしたら」を連載中。

「レーカン!」はTVアニメ化も果たしました。


瀬田ヒナコ(せた ひなこ)先生

においでいただきましたっ!

どうも今晩は、瀬田ヒナコと申します~。
今晩はどうか宜しくお願いいたします!
よろしくお願いします!

瀬田先生とはかなり長いお付き合いになりますが、こうしてお話しする機会はなかなかなかったので、新鮮な気持ちです。

ですねぇ。始まりは友達の紹介のカラオケ仲魔(誤植ではない)

でしたねぇ。

気付けばお互い作家という…月日の流れが…流れが…ウッ
月日が…ぐっ。

それはおいておいて、瀬田先生のこれまでの足跡をお教えくださいませ。

置いておかれた!

ええと、足跡ですね。
名前は 瀬田(せた)ヒナコ、気付けば4コマ作家になっていました
ださいたまの民です。ワンコとニャンコを侍らせて暮らしております。

現在連載中の作品は芳文社様の「まんがタイム」にて「レーカン!」、
双葉社様の「まんがタウン」の「喪女が勇者と暮らしたら」。

過去作品は少年画報社様「芦屋さんの猫。」全4巻
双葉社様「ままごと少女と人造人間」全3巻、

商業デビューはライトノベル挿絵でした~。
そういえば、自己紹介文の方には、漫画アシスタントをされていたという話でしたが、そこから、ライトノベル挿絵に行ったいきさつなどお教え願えればと思うのですが。
漫画のアシスタントですが、こちらは専門学校時代からでして。
通っていた専門学校のOBの方が商業デビューなさっていて、
アシスタントを母校である学校に探しにきた、というのが
きっかけです。
おお、そこから、すっとアシスタントに入ったわけですね。
そうなんです、スッと…入れればよかったんですけど、
希望者の中でバトルロワイヤルが勃発しまして。
結果的に私が血だまりの中から生還した唯一のアシスタント

すみません、うそつきました
いや、候補の中から採用されただけです、はい
そうですかぁ、その手に持った刀は血にまみれてるんですね。おそろしい。


それはそうと、アシスタントからラノベ挿絵への移行ってどういう流れだったんですか? イラストレーター登録サイトみたいなのもありますけど、そういうところからですか?

あっスルーして前科つけるとか


実はライトノベルのお仕事をいただいたきっかけは
ちょっと特殊な感じでして…。
専門学校に通いながら趣味のHP(ホームページ)を立ち上げて

二次の漫画を更新していたのですが、それを見たライトノベル

作家さんが編集さんに紹介をしてくださったのです。

前科?


え? その作家さんはお知り合いだったんですか?

もういいじゃないですか、泣きますよ

いや、それが初対面で。
そこから星宿姫伝シリーズの挿絵を描かせていただいたのです。
やっぱり特殊ですよね…

すいません。この話おわりにしましょう。


いやー、そういう話よくあるんですかね? 作家さんが自分の小説の挿絵じゃなくて、他の作家さんの作品の挿絵の紹介をする話。しかも、知り合いじゃなくて。
少なくとも私は寡聞にして存じませんが。


なるほど、その挿絵のお仕事から、漫画にうつるにあたって、転換があったと思うのですが、どういったことがあって、商業の漫画を描くようになったのでしょうか?

今でこそネットでお仕事が発生する、というお話はよく聞きますが

当時は珍しかったですね。しかも紹介するというパターン…


転換…というほどのことではないのですが、サイトやアシスタントで
漫画は沢山描いていたものの、ちゃんとした自身の作品を描かなきゃ!と
思いまして。そうして持ち込みをさせていただいたのが
少年画報社様の「芦屋さんの猫。」でした。

そこから本格的に4コマの道へと入った感じですね
なるほどなるほど。「芦屋さんの猫。」は「ねこぱんち」掲載でしたよね。あれが4コマのはじまりだったんですね。


その次が「レーカン!」ですか?

21時を過ぎました。ここからは視聴されている皆様からの質問も受け付けます。何かご質問ありましたら、書き込みよろしくお願い致します。
ですね。その「ねこぱんち」を見た編集さんが、
声をかけてくださって生まれたのが「レーカン!」でした。
そうなんですね。じゃあ、編集さんの方から連絡が来て「うちで描きませんか?」みたいな話だったんですね。
瀬田ヒナコ先生、はじめまして。

森下真央(もりしたまお)と申します。
森脇先生いつもお世話になっておりまする。

瀬田先生のレーカン! 本屋で

絵柄に魅かれて表紙買いした作品でした。

今回ゲストに来られるということでコーフンしておりました。
絵柄もキャラもかわいくてすごく好みです。
4コマだからですかね、
頭身高い絵と低い絵を使い分けられていてどちらもかわいいです。

ところで質問なのですが、
ネタ出し、ネーム、作画など、どれについてでもいいのですが
これは4コマだからこそ、みたいなやり方のものって

何かありますでしょうか。
4コマの秘訣などあったら教えていただきたいです。
よろしくお願いします!

そうですね、ゲスト参加という形でした。
そこから大変ありがたくもアンケート結果で連載が決まりまして。
気付けば9巻も描かせていただいて…

ありがたい…
「レーカン!」も、もう9巻なんですね。1巻が出たときに、記念にサインいただいたのが懐かしいです。手元に本がなくて、その場の銀座○イオンのコースター裏にいただいたのが、ほんとに失礼千万だったんですけども。
>>森下真央様

質問ありがとうございます!
すごく個人的なイメージなのですが…

ネタ出し…意外とストーリー漫画の短編と変わらないかもしれません。
     始まりとオチを決めて、真ん中で膨らませます

ネーム…4コマはコマの大きさが決まっているので、2段抜きで
    迫力を出す!とかですかねえ。

作画…こちらもストーリー漫画と一緒で、ギャグならデフォルメに


ってストーリー漫画と変わらないんですが
これどうしたら。


すすみません、私自身がストーリー漫画を4コマでやっている

人間なので4コマならではの良いやり方が浮かばないというか…



えっと…4コマの秘訣は…
私が知りたい
コースター懐かしいです! 取っておいてくれているんですね。
ありがとうございます!
いや、私も昔某作家様にサインを求めたとき、何も持ってなくて
油性ペンでハンカチに描いてもらった事とかあるので…
ほんとすみません…
すみませんだなんてそんな! お返事ありがとうございます!
なるほど、ストーリー4コマはストーリーマンガと同じように考えて
大丈夫ということですかね。勉強になります。
しかし、ネタ出しネーム作画、すべてにお答えいただいちゃいまして、
ありがとうございました!
いえいえ、すみませんなんて、そんな。サイン入りコースター。壁に飾っておりますよ。


森下先生へのお答えの中で、4コマ漫画の作り方がストーリー漫画と変わらないというお話を、瀬田先生がなさっておいでですね。実際、あずまきよひこ先生の「あずまんが大王」以降の4コマ漫画って、必ずしも4コマ目に強いオチを必要としない、一話で一本のストーリーのように見せる作品がどっと増えましたよね。
いまや、それが主流と言っても過言ではないくらいな気がしておりますよ。

>>森下真央様

ポンコツすぎてすみません…
でも意外にストーリー漫画と変わらない部分があるなあと
長く描いていてしみじみ思います。
基本起承転結があって、めくりで大コマを使ってみたり…
テクニックとしては本当に似ているなあと。

あとはオチのパターンを多く用意することかなと思います。
シャウト系、心の中でツッコミ系、間延び系…
私はシャウトを乱用してしまう人間なので勉強が足りんとです…!
ポンコツだなんてそんな! なんてこと言うんですか!( ゚д゚)

オチのパターンも……なるほどです……!
ぼくもすぐシャウト系使っちゃうので、
そういうところに注意しないといけないですね。

勉強になりました。ありがとうございました!

>>「あずまんが大王」
4コマでストーリー、の王様ですね!

実はここにもちょっとしたこぼれ話がありまして…。
「4コマでストーリー漫画」が一時増えすぎてしまったせいか、
「4コマ目でオチをつけない4コマ」があふれてしまったんです。

「レーカン!」の読みきりの頃はまさしくその時期で、

意識的にオチをつけるようにしていました。

4コマ漫画!という感じにしたかったのかなと。


でも、全部にオチをつけると今度はキツキツな
印象になってしまうジレンマ。ストーリーモードですと尚更。

バランスって本当に大事ですよね…。

そういう形で、他と競合しないような作品をつくったことで、「レーカン!」は連載も決まったし、今までつづいているんだと、思いますよ!(オチにシャウト)
ありがとうございますですよ!!
(シャウト)


あっほら乱用してる!すみませんほんとすみません
いいオチがついたし、時間ですので本日はこのあたりで締めましょうか。

分量的にも続きは次の章にしようと思います。

おつかれさまでした。

お疲れさまでした~…って

うわアニメの話全然してない

明日! 
明日ですね?
はい、明日! 明日しましょう! 

アニメ話が気になる方は明日もYOチェキラ!

以降の質問や、回答へのコメントなどは次のエピソードでお願い致します。

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登場人物紹介

森脇かみん


漫画家。『東京ネームタンク』ネーム相談講師。


web、アプリ漫画「サイコミ」にて医療漫画「サブカルメディカル」でデビュー。連載終了後は企業案件漫画、読切り漫画など。

現在、Webサイト「Docter’s Gate」にて「沖縄の群星」連載中。


某医大医学部を中退し、漫画家になるため上京した過去を持つ。

医療知識があるので、その方面の質問に応えることもある程度可能。

日本シャーロック・ホームズ・クラブに所属する程度にミステリ好き。

TRPG、アナログゲーム厨でもある。

瀬田ヒナコ(せたひなこ)


漫画家・イラストレーター。

 芳文社「まんがタイム」にて「レーカン!」(~9巻)

 双葉社「まんがタウン」にて「喪女が勇者と暮らしたら」

                           連載中。


過去作

 少年画報社「芦屋さんの猫。」全4巻

 双葉社「ままごと少女と人造人間」全3巻

 角川書店「星宿姫伝」「斬月伝」「螺旋のプリンセス」挿絵

 ムービック オリジナルドラマCD 「マイカレ・ウラカレ」など


ラノベの挿絵に始まり、気付けば4コマ作家になっていたダサイタマの民。

専門学校卒業後、週刊アシスタントで5年間ほどのびのび暮らす。

趣味は鉱石集め、鉱石研磨、日本刀の手入れ、フィギュア改造。

子供の頃の愛読書はコロコロコミック。女子のプロフと思えない。


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