第57話

文字数 136文字

旅先でふらりと立ち寄った骨董市。
ぴかぴか光る銀製のスプーンを見つけた。

なだらかな曲線、ちょうど良い厚み、美しい装飾。
かなり予算オーバーだが、もう二度と巡り逢えないだろう、と思い切って購入。

さっそくバニラアイスをすくって、口を近づけたら、
ペロッ!
スプーンに口内を舐められた。
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