第23話:異常気象とLEDでノーベル賞

文字数 1,727文字

 日本でも西アフリカからの帰国者が隔離されたものの感染は、していなかった。2014年2月に健一の双子の健一と健二が県立相模原高校を卒業して、八王子から近い、首都大学経済学部に合格した。それを聞いた、祖父の住友次男が、泰一とに泰二、合格祝いを送るが、何が、良いかと聞くと、アメリカへ留学したいと答えた。

 そこで大学に夏休みに4週間の短期留学の用50万円を出してやると答えた。これを聞き2人とも大喜びした。2014年8月20日、広島市北部で豪雨に伴う土石流が複数箇所で起き、多数の住宅が流された。未明の発生で被害実態がすぐに把握できず、断続的に降り続いた雨のため捜索も難航。

 最終的には安佐南区の八木、緑井の2地区を中心に死者は74人に達した。避難指示・勧告は一時15万人以上に出され、全面解除までに3カ月かかった。広島地方気象台は災害当日の午前1時49分に非常に激しい雨を示す「1時間70ミリ」の予測を発表。その他、広島県全域に土砂災害への警戒を促していた。

 しかし、広島市は災害発生後の同4時すぎに避難勧告を出すなど、情報が生かされず対応の遅れが指摘された。9月27日午前11時52分、長野、岐阜県境の御嶽山・標高3067メートルが噴火した。紅葉シーズンの週末だったため被害は大きく、逃げ遅れた登山客に噴石が直撃するなどして57人が死亡、6人が行方不明になった。

 1991年に起きた雲仙・普賢岳の火砕流での死者・不明者43人を上回り戦後最悪の火山災害となった。火山噴火予知連絡会の各検討会は、噴火を数分以内にメールなどで登山客に知らせる「火山速報」の導入や気象庁が常時観測する火山を47から50に増やす事などを提言。入山者特定に手間取ったことを踏まえ、活火山や遭難多発の山を持つ自治体では、登山届義務化の動きも出た。

 2014年12月には、日本人3人にノーベル物理学賞をとる。青色発光ダイオード「LED」の開発で、赤崎勇名城大教授と天野浩名古屋大教授、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授がノーベル物理学賞を受賞した。世界の消費電力の4分の1が照明に使われる中、LEDが資源節約に貢献したと高く評価された。赤崎さんは基礎研究をリード。

 天野さんは開発のカギ「窒化ガリウム」の結晶を作製、中村さんは実用化を推進した。「20世紀中は不可能」とされた青色LEDの登場で、光の三原色がそろい用途が拡大。消費電力が少なく、白熱電球や蛍光灯に代わる照明のほか、携帯電話のディスプレー、交通信号などに広く使われている。やがて、2015年となった、

 この頃、孫の健二は、進学塾の一斉テストで、首都大学の合格確率75%ともう一息となった。その後、夏になっても自宅のエアコンの効いた部屋で勉強を続け秋の進学塾の一斉テストで、首都大学の合格確率80%を超えた。2015年12月2日、早朝、インターネットでS&P500の気配値を見ると25850円で、高いと感じ6千株を成り行き売り注文を出した。

 その後売れ、税引き後利益が、13085万円となり残金合計が、19546万円となった。やがて2016年を迎えた。冬になり、体調管理、特に風邪やインフルエンザにかからないように、あまり外出せずに、睡眠時間もとって、気をつけて、風邪を引かずに受験日を迎えた。そして受験をして会場から出るとベストを尽くしたと言った。

 2016年6月24日、早朝、インターネットでSPDR・SP500ETFの気配値を見ると8040円で、安いと感じ4千株を成り行き買い注文を出すると8040万円で買え、投資残金が、11506万円となった。そして、約束通り、留学に行かせてやるぞと言った。兄の健一と同じ様に徒歩で15分の首都大学へ通い始めた。

 2016年7月15日から泰一と泰二は、シアトルの大学に3ケ月間の短期留学に出かけた。泰一と泰二が、留学から帰りシアトルでの留学生活とアメリカ西海岸を2日間の列車の旅でシアトルからサンディエゴへ行った話をするした。泰二は、大学3年2017年にシアトルの大学に留学したいと言い、泰一は、俺はもう良いと告げた。その後、泰二は、家庭教師のアルバイトをして金を貯めた。
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