第1話 被災者支援

文字数 2,443文字

Q.印象操作』とは何ですか?

A.印象操作」とは、相手が抱く自分や第三者への印象を、自分にとって都合の良いものになるよう、情報の出し方や内容を操作することです。例えば、商品の広告で、実際よりも商品を良く見せるために、写真を加工することがあります。また、自分が持つ役割に合わせて、言動や態度をコントロールして、相手に与える印象を管理することも含まれます。印象操作は、人間関係やビジネスにおいて重要なスキルの一つです。(チャットGTPより)

ふ~、どいつもこいつも同じ意見ばかりだ、テレビマスコミに流されおって・・・

どうしたんですか、直さん?

おう鎌出か、この写真だよ!

今、注目されている「山P-(ピー音(ピー音)議員」の写真じゃないですか、

松葉杖ついて、たいへんそうですね

お前、やっぱりそういう印象もつか?

えーっと、違いましたか?こんな身体(からだ)で被災地まで行って、ご苦労様です議員・・とかいうのじゃあ?

石川県知事が「今は来ないでくれ」と言ってるにもかかわらず、だぜ・・・


えっ?

この身体で一人で行けるわけがない、運転手を含め必ずお付きの人が2,3人いるはずだ。人が多ければ車に載せる”救援物資”の量も少なくなる、ガソリンも食うだろ?

(それはそうだ・・)

この写真だけど、オレは元カメラマンだからわかるんだよ。これはSNSで噂される『ねらって撮ってるとしか思えない』んじゃなくて、『ねらって撮ってる』んだよ!

ええっ?

松葉杖が開いたポーズで人物を右下に配置、緩やかなカーブの奥まで見える泥道、ピントは人物に合わせ、奥は微妙にぼかしてある(望遠レンズで撮った証拠)、崩折(くずお)れた家々と傾いた電柱、泥のついた白い車がアクセント、時間も黄昏(たそがれ)時の夕焼け、これでBGMと左側にテロップロールが流れれば完璧だ‼


こんな写真ぐうぜん撮れるわけないだろーが!


映画のエンディングかよ?

そうだ、当初から「カッコよすぎる」「うますぎる」と噂にはなっていたが、どうやら元カメラマンを帯同していたらしい(YouTubeにあったよ)

まさに、ヤラセ写真?

ヤラセというか、まあ(カメラマン)らが現場で仕事するときは

「ハイ!そこで止まってください、杖を広げて左足をちょい上げ、遠くを見つめる視線で~ハイ撮ります!パシャ!」

てな感じだ、雲のかかり具合とキープ用で、あと23枚撮ったかもしれん

・・・・・(汗

おや、女神ちゃんも居たのか?(いつの間にかいる女神)

そ、そんなふうに仕事してたのね・・・

宣材(せんざい)(宣伝用素材)は何パターンも撮るのがフツウだよ

普通って言われても・・

ねえ、これって”ノベルでぃずのガイドライン”に抵触しないの?

さあ、どうだろうな?ただこの写真と避難所での『カレー食い事件』は、もはや数千万人の日本国民が知っている事実だし、現在、爆炎上中。さらに勝手に避難所来て、動画撮ってネットにアップする『迷惑系ユーチューバー』も炎上中だ。

石川県知事は「今は来ないでくれ」と表明してるんですよね

その通り、今の段階ではだ!なのに現職の国会議員が行っている、地上波で報道せずとも皆知ってるから、もはや手遅れだ。それに国会議員は私人ではないだろう?以前から某公人は、テレビと週刊誌・新聞マスコミから「増税メガネ」「パー券議員」「税金ドロボー」とか散々言われてるじゃないか・・で同じ国会議員の公人が「被災地のカレー」を食ったのを散々言っちゃダメなのか?

「税金ドロボー」は良くて「カレードロボー」はダメなのか?

・・・・・

テレビはだんまりで報道しない、だからネットで叩かれているのだろう?違うか?

・・・・・

ちなみに芸能人が結婚するとき、よく『一般女性の方と結婚されました』とか報道されるだろう・・ってことは「芸能人」は「一般人」とは違うってことさ、ならば一般人への”NGワード”は適用されないってことだよなぁ()

仕事に(はげ)めよパパラッチ!

ところで、ボクも支援をしたいと思うのですが、どうしたら良いでしょう?

しばらく後に石川県が許可したら、ちゃんと正式な手続きをして、準備を整え体調の良いときに行くんだぞ、”ユーチューブでバズりたいから”なんて言ったらドツキ倒されるぞ!

ボクは肉体労働が苦手なんで・・”送るもの”ならどんな物が良いでしょう?

そうだな、水や食料はその頃はあるだろうし、賞味期限や梱包も難しそうだし・・たしかネットで読んだのだが、避難生活が長くなると退屈になり、人によってはイライラし避難所もギスギスしてブルーになるらしい。

(出たわ、擬音説明!)

(これはイメージで語る人だ!)

・・なので、被災地には芸能人がよく慰安活動に訪れるじゃないか、落語・漫才・音楽・イベント等でグレーな気分を吹き飛ばせ!

ボクら、そういうの全部できませんから!

そ、そうか(汗)じゃあ・・文系インドア派ができることは・・・そうだ本を送れ!

本、ですか?

外は寒いし雪も降ってる、雪国はインドア派だ、子どもたちは退屈したら騒ぐだろう?おもちゃも良いけど電気を使うゲームはNGだ、携帯小説もタブレットもバッテリーを食うからNGだ、ゆえに紙の本となる・・

か、神・・「紙の本!」

これは盲点だったぜ、以前”断捨離(だんしゃり)”をしろ、とか言ってすまなかった!ノベルでぃず民は読書好きだから本もたくさん持っているはず、大事にしてるから状態も良いはず、その中で、もう読まない絵本とか子どものため気分が高揚(こうよう)した本ラノベ?)を選んで送ったらどうだろう?避難所が閉鎖したら図書館に寄付すればよい。

なるほど

仕分け効率化のため、本を詰めたダンボールにはマジックで何が入っているか正直に書いとくんだぞ。オレはマンガを送るつもりだ、マンガを読めば一日中退屈はしない!


昔、とこやの待合室で「ゴル〇13」の単行本に夢中になり、2人分後回しにしてもらったのは良い思い出です!

あんただけだよ!そんな思い出は!

~お後がよろしいようで~

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