ひびのにっき 2022/11/22 簡単自炊と詩集

文字数 1,192文字

みなさまこんにちは。
お元気でしょうか。

以前より家で過ごす時間が多く、自炊をしています。
夜はちゃんと作りますが昼は自分一人なので、また適当に作っています。

お気に入りはオートミールお好み焼きです!
ふわふわで、小麦粉使うよりヘルシー。




容器にオートミール大さじ3くらいに被さるくらいの水を入れ、それを1分チン。そこに卵2個を混ぜ、白だし少々、キャベツや肉も混ぜます。
あとは焼くだけ!!
正直小麦粉より美味しいです。ふわふわー。
ちなみに、皿を洗うのがめんどうでラップを敷いています(・ω・)ズボラ…

あとは、今更ですがフォーにハマっています。




こちらは、インスタントフォーに、ただハーブのサラダチキンをのせただけ。
でもインスタントフォー美味しいです!!香りもあるしエスニック!

あとはパスタです。
和風きのこパスタやペペロンチーノ!かんたん。





自分ひとりの昼は適当で、残り物野菜や肉や在庫一掃しています。
正直料理より本を読みたい。

隙間時間に読書。
最近は詩集です。

『漆あるいは水晶狂い』(渋沢孝輔 思潮社 1969年)。

ついに水晶狂いだ
詩と愛とをともにつらぬいて





装幀が途轍もなくうつくしくて痺れます。
こちらの装幀は加納光於さん。うつくしいです。
春日井建や澁澤龍彦、吉増剛造の装幀も手がけておられました。

世界で今自分だけしか読んでいなさそうな本を発掘するのが、また楽しくなりつつあります。




こちらは垂水千賀子の詩集『行く、脳髄』。
紫陽社。1981。


茫洋とした一つの脳が
砂漠をさまよっていた
一匹のオアシスが
せせら嗤って蚤のように移動した
脳はやぶれかぶれになって
神を売った
(「行く、脳髄」)




十人が十人考えていることをただのひとつも考えず
十人が十人持っているものをただのひとつも所有せず
十人が十人していることをただのひとつもしていない
それでも そいつ
眼だけは凛として
好物の金太郎飴をしゃぶっている

(『誰に責任がございましょう』 垂水千賀子)


現代詩の詩集は過去、さまざまに出版されており、詩人も星の数ほどいて、突き抜けていたり尖っていても、すばらしくても、一部の人しか知らなかったり、誰にも知られていない方々もいます。
それを見ると、自分なんかが創作していることが虚しくもなります。

話題の本も気になるけど、自分だけしか読んでなさそうな本の方が私にはこころに残ります。
最近は時間があるので古書熱が再燃してしまい、古書をいろいろネットで物色しています。
底なし沼ですね。

ネット古書店で送料を無料にするため、他の古書を物色するうち、心から欲しい初版本がウン10万だったり、作家の書簡や自筆草稿が欲しくなったりして危なかったです。
そちらに手を染めたらまずいと、学生時代より自粛しています。
実物が見られない辺境の地に住んでいてよかったです。
元々熱しやすく収集癖があるので、ほどほどにしたいです。
お金があったら好きなだけ集めたい。
ひい。
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