第1話 残業

文字数 471文字

 「疲れた。」
一人でボソッと呟いた俺。
今は、夜の12時。
大学時代、入りたかった企業へ就職。
5年間働いて匇々(そこそこ)やっていたと思うが、上司や社長には恵まれなかった。
残業は当たり前。徹夜なんかは週3。
上司はすぐ怒るし、社長は自分だけ得すれば何でもいい。
(くま)は目立つし、髪もボサボサだし、肩こりは酷いし、正直もう辞めたい。
でもクソ上司は辞めると言っても相手にしてくんないし、社長に行ったらキレられるし...。
だが、明日は4か月ぶりの休みだ!
───────────────────────────────────────────

「ふわぁ~。久しぶりに寝た。」
だが、俺は時計を見て絶句した。
時計が何時を指していたと思う?
夜の7時だ。
3時間ぐらい寝るはずが、、、。
加之(しかも)、日曜?!
終わった。
サ●エさんのじゃんけんが終わった後、俺は何も感じず突っ立ったまんまだった。
折角(せっかく)の休みを棒に振ってしまった...。
俺は絶望しながらも夕食の準備をした。
ジュージュー ピッ
「熱っ!?」
(熱っつ!くそ、汁が飛んで火傷(やけど)しちまった。
はぁ。
声にならない溜息(ためいき)をつく。
(最近、運がないなぁ。)
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登場人物紹介

登場人物

俺(おれ)

ゴプロ―チ族の物語の主人公。

ブラック企業に就職してしまったが不思議な木の枝を拾い────?!


ゴプロ―チ族

推定10万人の大型民族集団。

様々な個性を持った生き物がいる。

トッチュン族と戦った時はある最終兵器を─────────?!


トッチュン族

推定10万人の大型民族集団。

様々な個性を持った生き物がいる。

ゴプロ―チ族を悪と思っており敵対視している。

だが──────────!?


ナオ

世界最強の言われえている魔法使い。

星の杖、ハートの杖、ダイヤの杖、スペードの杖、クローバーの杖を巧みに操る。

最初はトッチュン族に味方しておりゴプロ―チ族を敵対視していたがあるキッカケで────?!


フミドル

全てが謎に包まれている老人。

とある伝説では奇跡を起こすと言われている。


イヒューン

フミドルの弟子のような存在。

とある伝説では地獄を支配していると言われている。

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