第2話 リーダーと他の人

文字数 910文字

翌日
「こんにちは~...」
「オイ!遅ぇよ!珍足遅(ちんたら)してんじゃねぇよ!」
「はい、すみません...」
(はぁ、また月曜日かぁ...このクソ上司にもう5日も顔を見合わせないといけないのか...憂鬱(ゆううつ)どころか超憂鬱(ちょうゆううつ)だよぉぉ!)
───────────────────────────────────────────
「はぁ、やっと終わったぁ!残業はもう嫌だぁ!.......」
誰も居ないロビーで俺は大声で叫び(なが)ら俺の声は止まる。
「うん?」
俺の目に留まったのは綺麗(きれい)なロビーのソファーの上にあった一つの木の枝だ。
「何で()んなところに?.............うわぁ!何だ?!何だ?!」
俺が驚いた理由は

を持った瞬間変な生き物?たちがわらわらと集まって来たからだ!
そして俺が持っている棒を(かたく)なに奪おうとする。
驚いた俺は一目散に逃げだした。
だが、奴等(やつら)は相当同じ出来事があったのだろう。
手慣れている。
瞬時に俺の目の前に集まった。
「返して下さい!それは王国に無くてはならない大切な物なんです。」
と二足歩行のクラゲの様な生物が口を開く。
そして今までのことを話し始めた。

彼等(かれら)はゴプロ―チ族と言い、合計10万人くらいの大型民族集団だった。
彼等(かれら)には彼等(かれら)(まと)めるリーダー的存在がいた。
その名も「ニョッポー」
赤い小太りな猫で二足歩行ができ、二本の魔法の星の杖を使うという。
彼がリーダーになったのは理由があった。
彼は最初からゴプロ―チ族にいたのではなかった。
そう、彼がゴプロ―チ族と言う

(つく)ったのだ。
彼は元々猫の集団にいた。
だが、赤く二足歩行ができ、魔法も使える彼は他の仲間から(けむ)たがれいた。
そこで彼は思いついた。
このような種族たちだけの家を創ったらどんなにいいかと!
そこで彼は猫の集団を抜け出し、(たった)一人でゴプロ―チ族と()

を創ったのだ。

だが、当然入ってくる人達は十人十色。
(まと)めるには可成(かなり)大変だと言っていた。
突如(いきなり)申し訳ないんですが貴方のお名前は?」
俺は目の前にいるクラゲの様な生物に話しかける。
「あぁ、申し遅れました。私、クラゲのペプローと申します。偵察部隊の隊長でございます。」
依然(やはり)個性的な生き物だ。
そして、またゴプロ―チ族の事について語り出した。
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登場人物紹介

登場人物

俺(おれ)

ゴプロ―チ族の物語の主人公。

ブラック企業に就職してしまったが不思議な木の枝を拾い────?!


ゴプロ―チ族

推定10万人の大型民族集団。

様々な個性を持った生き物がいる。

トッチュン族と戦った時はある最終兵器を─────────?!


トッチュン族

推定10万人の大型民族集団。

様々な個性を持った生き物がいる。

ゴプロ―チ族を悪と思っており敵対視している。

だが──────────!?


ナオ

世界最強の言われえている魔法使い。

星の杖、ハートの杖、ダイヤの杖、スペードの杖、クローバーの杖を巧みに操る。

最初はトッチュン族に味方しておりゴプロ―チ族を敵対視していたがあるキッカケで────?!


フミドル

全てが謎に包まれている老人。

とある伝説では奇跡を起こすと言われている。


イヒューン

フミドルの弟子のような存在。

とある伝説では地獄を支配していると言われている。

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