(このシリーズの 別章や番外編について)

文字数 1,291文字



「剣と鞘のつくりかた」を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 最終話、最後の文字まで読んでいただけましたなら、これがあるシリーズのいちエピソードであるとわかっていただけたと思います。

 ナオとリクは、これからもいろいろな体験をし、成長していきます。
 このシリーズの中では、彼らは本来脇役でした。
 作者の中では、本編の主役たちよりも思い入れができてしまい、本編主役たちが霞んでしまうかもしれませんが、本編も書き直しを始めましたので、こちらに紹介することにしました。



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 剣と鞘のつくりかた 《宿世の章》

https://novel.daysneo.com/works/a41ad62849b206159f102b51941efc72.html


 傭兵という職業に就く者たちが、人間としての倫理を失わせぬよう各国で活躍していた。
 大陸の南方にある砂漠地帯の中にある憩いの町ナカタカには、観光客や多くの戦士たちが休息に訪れていた。各地を旅するデットも、ナカタカにて休暇を取っていた。
 戦士の斡旋屋も兼ねた食事処で、デットは訳ありの少年エルと出会う。
 大切な人を喪った少年は、強き者を探していた。
 大切な人の仇を討つために自分を鍛え上げてもらおうと、伝説的な“炎獄”の二つ名を持つ傭兵を。

 戦士たちの休息地ナカタカから、舞台はやがて、エルの仇敵のいる国フォルッツェリオへ。
 その国には、エルが仇として狙う男、元傭兵にして建国の英雄、現国王の“迅風”のレイグラントが君臨していた。

(戦闘描写は少なめ。ヒューマンドラマメインです。地の文、情景、心理描写が多目)


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 いずれ、リクとナオも本編・別章のどこかに出てきます。
 最後まで描ききれるかも、何年かかるかもわかりませんが、このシリーズの登場人物たちみんなをこの舞台で生かしたいと思っています。
 別シリーズも、どうぞよろしくお願いいたします。
(章が増えればまたこちらに記載します。)



 また、「リクとナオの章」の裏話 「サンゼの王子様へのお手紙」

https://novel.daysneo.com/works/a2ee055d2a7fcd10370ffedeb87f09b8.html

 も、連載途中です。
 更新が不定期すぎますが、子供たちと主要登場人物は全員出したいと思っております。
 興味のある方はどうぞ。



 裏話が終われば、読者の方にとっては不親切だった「主要人物たちの謎」の部分について、番外編として短編エピソードをまとめる予定です。
 こちらも別投稿にて「短編集」になるかと思います。
 ナオの視点だけでは描ききれなかった部分を、必ずいつかは形にします。



 よろしければ、またおいでくださいませ。

 橘都



「剣と鞘のつくりかた」人物・世界

https://novel.daysneo.com/works/bf8b553b3d7b0d7e4f9cd0b17cc7eb11.html


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登場人物紹介

リク


(ネタバレ注意。第2話から)


記憶喪失の少年を助けた人。茶色の髪と淡い褐色の肌。瞳の色は見る人によって印象が違う、基本的に薄茶。自称キルリク。呼び名の一つがリク。他にも呼び名がいくつかある。正体不明の少年。


(公式アイコンは、彼のイメージピッタリのはなくて、一番近いかなとこれに。主人公は顔が見えたほうがいいかなと。本当は髪はもう少しウエーブがかっていて、もう少し褐色肌。美少年というより、将来色男確定なのがわかるほど容姿は抜群に綺麗な人。)

ナオ


(ネタバレ注意。第2話から)


記憶喪失でリクが助けた少年。キルリクの呼び名が言えなくて、リクと縮めて呼ぶ。こちらも正体不明の少年。黒から茶色の髪と瞳、淡い褐色の肌という、マンダルバ人の特徴を持つ。


(公式アイコンから。一番イメージの近いものです。肌色はもう少し褐色。容姿については本文でもあえて説明していません。周囲の反応で読み取っていただければ。)

ル・イース


(ネタバレ注意。第2話から)


リクの同伴者、黒づくめの印象が暗い青年。黒髪。瞳は灰色だが、彼と面と向かって顔を合わせる人が少ないので、それを知っている人はごく稀。


(公式アイコンに、合うものがない。ゆえにシルエットのみ。硬派なアイコン、少ないですね。美青年ではないけど、顔はそれなりに整ってます。だけどとにかく暗い人。)

セリュフ


(ネタバレ注意。第3話から)


リクの仲間。なにかの組織の中心的人物。部下は幾人もいるが、よく一緒に行動をしているのが、ヴィイ、エヴァンス。リクに対しては遠慮をしない態度。少し伸ばし気味の髪と無精髭。髪色は濃茶だが、肌色は白人。瞳は琥珀。逞しい人。


(公式アイコンから。ゴツめのもので一番近いものを選びましたが、もっとカッコいいですこの人は。自身は三枚目を演出してますが、美形じゃないけど男前。)

ヴィイ


(ネタバレ注意。第3話から)


リクの仲間。セリュフの相棒的存在。長身、卓越した肉体の持ち主。黒髪に赤味がかった瞳。


(公式アイコンから。こんな褐色じゃないけど、野外での仕事が多いので日焼けはしてるはず。ヤトゥ商会内では一番長身の部類。美形じゃないけど、体型が抜群にいいので、雰囲気カッコイイ。)

エヴァンス


(ネタバレ注意。第3話から)


リクの仲間。おしゃれ好きな伊達男。柔らかな物腰で、いろいろなところへと行かされる情報係。情報収集では優秀な人。少しくすんだ色の金髪、薄青の瞳。


(公式アイコンから。若いときにはこんな長さのときもあったかもしれないが、現在は髪は結べないくらい。書き手の思惑から飛び出て一番活躍しているかもしれない人。女性ぽくはないけど、男臭さも少ない。美系イケメン。)

クイン・グレッド


(ネタバレ注意。第4話から)


マンダルバ領の資産すべてを管理する管財官。とても強い精神の持ち主。マンダルバ領主後継者捜索の指揮をとる。マンダルバ人の特徴を持つ。


(公式アイコンより。もう少し男らしい硬派で探したんですがなくて。まあこれが一番近いかなと。眼鏡はこの世界にもありますが、クイン・グレッドはかけてません。なぜなら、めちゃくちゃ視力はいい。勉学が優れているという点では、眼鏡が似合う人ではある。マンダルバ人の中でも肌の褐色は濃いめ。)

ジョーイ・ハーラット


(ネタバレ注意。第4話から)


マンダルバ領管財官補佐。クイン・グレッドの右腕。いろいろな面を持った愉快な男。マンダルバ以外の外国人、肌色は白めで濃茶の髪、整えたあご髭。


(公式アイコンより。イメージは、これにもう少し男臭さを加えてください。他の人よりはしっくりときている。)

セリア


(ネタバレ注意。第4話から)


リクに恋する少女。リクにとっては妹のような存在。金髪碧眼。


(公式アイコンより。他のアイコンでは、しっくりこなくて、これが一番雰囲気が近い。金髪碧眼で脳内補完願います。リクに一途な健気美少女。)

スウィン


(ネタバレ注意。第4話から)


セリアの妹。「リクのうち」の子供たちの面倒をよく見ている。薄色の髪、くすんだ翠の瞳。


(公式アイコンより。イメージとあまり違和感なし。セリアの妹ですから、彼女もスッピン美人。)

タグ


(ネタバレ注意。第4話から)


リクを尊敬する少年。マンダルバ人に近い特徴だが、肌色は薄め。


(公式アイコンより。無愛想でぶっきらぼうで素直になれない子ですが、悪い子じゃないんです。茶髪茶眼で脳内補完願います。)

シチェック


(ネタバレ注意。第4話から)


自由奔放でいつも笑顔のたくましい男児。ちょっとどこか脳発達障害あるのかなこの子的な能天気さのため、将来を心配されているが、本人はとにかく自由人。薄茶色の柔らかな髪、翠の瞳。


(公式アイコンより。子供アイコン少なくて。瞳はこのまま、髪はウエーブかけて薄茶、満面の笑みに心の中で変えておいてください。将来が楽しみな子です。)

ザグゼスタ・ライン


(ネタバレ注意。第5話から)


マンダルバ前領主。若くして病没。妻との間には子がおらず、他の女性との間に生まれた息子を跡継ぎにできるよう遺言を残す。


(公式アイコンより。見合うものがないのでシルエットのみ。この人は、屈強な男前だったが、病で病没した。妻以外にも遊び相手の女性は数多くいたが、愛した人はカルトーリの母一人だけ。)

アーノルト


(ネタバレ注意。第5話より)


マンダルバ前領主夫人の弟。数代前のマンダルバ領主の血筋に連なる家を継いでいる。


(公式アイコンより。見合うものがなくシルエットのみ。体格がよく長身。自分を演出したがる自意識の強い男。)

ユナム


(ネタバレ注意。第5話から)


領主後継者候補の一人。優しげな雰囲気の少年。付添人は、コーグ、サット、クラフ。


(公式アイコンより。茶髪と淡い褐色肌に脳内補完願います。一番近いというより、他にしっくりくるものがなくてこのアイコンに。)

シン


(ネタバレ注意。第5話から)


領主後継候補の一人。活発そうな強い瞳の少年。一人で自身の将来に関わる場に挑んでいる。


(公式アイコンより。茶髪茶眼に脳内補完願います。アイコンは彼に合うのがないかなと探しましたが、消去法にてこれにしました。外見はまだ少年らしさが残っているが、中身は結構な男前。)

カドル


(ネタバレ注意。第6話から)


遙か太古の魔法戦士の名。いまはその名から、魔法を扱える戦士のことをそう呼ぶ。

フィジ


(ネタバレ注意。第7話から)


魔法士にして術者の女性。まだ若くしていろいろな仕事を請け負い、それを完遂させてきた。この時代では傑出した精霊の使い手。男性ならば彼女に見惚れない者はいないだろうというくらいの美女。白金の髪、薄氷の瞳。


(公式アイコンより。一番違和感がない。髪色は白金となっていますが、プラチナ色と言うより、色の薄い金。アイスブルーの瞳。)

キース


(ネタバレ注意。第7話から)


傭兵にしてカドル、雹雲のキスリング。戦場で数々の名を馳せてきた。いまはフィジと共にいる。女性であれば彼に見惚れない者はいないだろうというくらいの色男。金に近い薄色の髪、濃い蒼の瞳。


(公式アイコンより。アイコンよりも、もっと大人っぽい人ですけど、他のキャラアイコンが少し幼めなので、これでいいかなと。アイコンのバンダナなどはしておりません。彼はあまりおしゃれをしない。なぜなら、素のままが一番美しい男だから。)

ヤトゥ商会の護衛人たち


(ネタバレ注意。第10話から)


剣の腕や戦闘力そのものでは、商会護衛部筆頭はヴィイ。次点が単騎で共に馬車を守っていた人で、第12話で、ナオにカイと名乗る。ヴィイは単独でも優秀な人だが、人と組ませると抜群に実力を発揮する。静と動、俊敏でスタミナも十分なヴィイは、背中を預けられる人がいるなら、より動き回れる。動のヴィイの相棒として、静の役割を担うカイだが、本来その位置は、戦闘に参加した際のセリュフが担う。ヴィイの本来の相棒はセリュフ。彼は商売部門のため、最近はヴィイと組む機会がない。御者をしていた二人も、護衛部では手練れ。セリュフがナオ護衛に選んだ精鋭たち。主要人物ではないので、名前は出てこない。カイは、いつまでもヴィイの相棒さんと呼ばせておけなくなったので。

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