第3話

文字数 533文字

学校に着くと、親友の若林夏奈(わかばやしなな)がいた。
「今日も一緒に来たの?ラブラブだねー。」
夏奈は、いつもこんな調子。
「変なこと言わないでよ。間違って無いけど。」
「それよりさー、加賀クラブと試合すんの嫌なんだけど。」
夏奈もバレーをやってる。
「でも、前回負けちゃったから次は絶対勝ちたいよね?」
「そりゃ、まあね。絶対勝つ!」
夏奈の負けず嫌い発動!バレーやってると、どんどん負けず嫌いになっていくんだよね。私もめちゃくちゃ負けず嫌い。
「おはよー。」
もう一人の親友の中村稚那(なかむらちな)が来た。
「「おはよー。」」
稚那もバレーをやっていて、頼れるキャプテン。ちなみに私は、副キャプテン。私が稚那を支える。
「次の大会って加賀クラブだよね?」
稚那もその話。
「うん。いま、私達もその話してた。」
「嫌だけど、絶対に勝ちたいよね。」
「うん!絶対に勝つ!」
稚那も負けず嫌い。
私達3人がチームを引っ張っている。学校に来ても、どこにいてもバレーの話を必ずする。
「おはよー。」
先生が来たから、自分の席にいった。
夏奈の席は、私の前。席替えで、偶然前後になった。
稚那は、少し離れているけど、休み時間は、いつも一緒にいる。基本、この3人で活動してる。
バレーも、勉強も一緒に頑張って行きます!!
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