夜のお店

文字数 617文字

続いてのお便りです。

ラジオネーム「送り狼」さんから

先日、キャバクラに行ったのですが、そこで出会ったミサキちゃん(仮名)が昼間は近くの大学に通っていると聞きました。これを聞いた僕は『へぇ、いい子だなぁ……』と感じ、ミサキちゃんの好感度も爆上がりだったのですが、これってよく考えるとおかしいですよね? 『キャバ嬢が昼間は大学に通っている』と言われれば確かに微笑ましいのですが、『女子大生が夜はキャバクラで働いている』と言われると思わず眉をしかめてしまいます。前者と後者はまったく同じことを言っているのに、受ける印象には天と地ほどの差があるのです。放送部の皆さんはどう思いますか?

とのことです

高校生がキャバクラに行っている、という事実はおいておくとして……確かに、「送り狼」さんの主張は的を射ているな。

『キャバ嬢が昼間は大学に通っている』

『女子大生が夜はキャバクラで働いている』


確かに、前者のが好印象だね。なんでだろ?

やっぱ、「キャバ嬢はあんまり褒められるような職業じゃない」って先入観が原因なんだろうな。
「良いニュースと悪いニュースがあるんだが……どっちから聞きたい?」って言われたとき、悪いニュースから聞くと幾分かマシ。っていうのと同じ理論?
たぶん

でも、一概に「送り狼」さんの主張が正しいとも思えない

どういうこと?
『女子大生が夜はキャバクラで働いている』……清楚なあの子が実はビッチだった、って感じで、そそるものがある
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登場人物紹介

坂口慎吾

木下高校放送部にして、当ラジオのパーソナリティ。

あらゆる性癖に理解がある。

中田詩織

木下高校放送部にして、当ラジオのパーソナリティ。

ゴキブリを食べたことがある。

ラジオ内のコーナー紹介


・「お悩み相談」のコーナー

パーソナリティの二人が木下高校の生徒たちのお悩みにこたえていくコーナー。答えがでないことも多い。


・「わたし、懺悔します」のコーナー

日々の暮らしの中で、罪悪感を感じた出来事をラジオ内で懺悔してもらうコーナー。


・「例えば、こんな二者択一」のコーナー

リスナーに提示された二つの選択肢のうち、どちらがより良いかパーソナリティの二人が真剣に考えるコーナー。


・「ああ言えば、こう言う」のコーナー

ある単語に対して「良く言えば〇〇」「悪く言えば〇〇」という2通りの表現をしてもらうコーナー


・「ファンタジークリーチャーズ」のコーナー

リスナーが考えた「現実に存在しない架空の生き物」に対して、パーソナリティーのふたりがなんやかんやとコメントをするコーナー

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