第2話
文字数 359文字
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
園田は立ち上がり、玄関を開けた。
宅配業者が2人、大きなソファを担いで立っていた。
「園田有加子さんのお宅で、お間違いないでしょうか。こちらに印鑑をお願いします。それと、ソファを置きますので、玄関に入らせていただいて宜しいでしょうか」
「えっ……あああ、はい、あの、どちらからの発送でしょうか」
「こちらになります」
伝票の発送者欄には「日本を元気にする川柳委員会」と記載されていた。
日本を元気にする川柳委員会。そういえば母は、最近川柳に凝っていて、色んな懸賞に応募していると言っていた。それが賞を獲って、景品が送られてきたということだろうか。
「玄関ではちょっと厳しい感じですので、すみませんが、中に上がらせていただいても宜しいでしょうか」
「あ、はい、あの、どうぞ」
ピンポーン
ピンポーン
園田は立ち上がり、玄関を開けた。
宅配業者が2人、大きなソファを担いで立っていた。
「園田有加子さんのお宅で、お間違いないでしょうか。こちらに印鑑をお願いします。それと、ソファを置きますので、玄関に入らせていただいて宜しいでしょうか」
「えっ……あああ、はい、あの、どちらからの発送でしょうか」
「こちらになります」
伝票の発送者欄には「日本を元気にする川柳委員会」と記載されていた。
日本を元気にする川柳委員会。そういえば母は、最近川柳に凝っていて、色んな懸賞に応募していると言っていた。それが賞を獲って、景品が送られてきたということだろうか。
「玄関ではちょっと厳しい感じですので、すみませんが、中に上がらせていただいても宜しいでしょうか」
「あ、はい、あの、どうぞ」
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