第1話 アディオスいきなりの危機 ~ドライブでてんやわんや~

文字数 7,297文字

 ある晴れた日の午後、住宅街を抜ける細い裏道を、黄色いワンボックスカーがたくみにブロック塀へボディをぶつけながら走っていた。車はタイヤが縁石にぶつかるたびに、ゴーカートがサイドブロックにぶつかったときのように強制進路微調整を行っている。運転する男の名は真田あぢお。通称アディオス。顔立ちは魁偉で、極めて彫りの深い容貌の持ち主だが、運転に関しては怪異で、極めて思慮の浅い技量の持ち主だ。
「またタイヤぶつけた。これで七箇所めですよ、先輩」
助手席に座る前川克之が苦笑いで口吻を洩らす。前川のたくましい二の腕は窓の上にあるアシストグリップをがっちりと握って身体が左右にぶれるのを防いでいる。アディオスと前川は大学の剣道部における先輩と後輩の関係だったが、現在はわけあって前川が一学年上である。律儀な前川は後輩時代にアディオスから、共に食事したら消費税、ドライブしたらガソリン税、温泉行ったら入湯税と税の分だけおごってもらっていたことを恩義に感じており、下学年となった今でも先輩と呼んでいる。ちなみに剣道に関しても前川が三段に対してアディオスは二段であり、アディオスが後塵を拝している。アディオスが部活動で面目を保てる要素があるとすれば、トリッキーな動きで前川に一度も負けたことがないということぐらいだ。かといって勝ったことがあるわけではない。
「タイヤを縁石にぶつけているのはわざとなのだ。ああやって縁石にタイヤ痕を残して道しるべとする。すべて計算された行動なのだ。ふははは……」
そういうアディオスの額には、動揺によるものと思われる脂汗が光る。ハンドルを握る手から二の腕にかけての筋肉はこちこちで、ゴーカートのハンドルを握っているようだ。
「な、なるほど、目印。ヘンゼルとグレーテルみたいですね」
前川は目をしばたたいた。ツッコミどころは満載だが、消費税を払って貰った記憶が悪態つくことをためらわせる。
「しかし、本当にこの道、近道なんですか」
前川は車窓の風景を見る目つきに疑わしさを宿し、脇道に入って以来存在する懸念を表明した。渋滞を避けるために本道を避けて以来、走る車の周辺には住宅が立ち並び、曲がりくねった道と家や垣根が邪魔をして行く先はまったく見通せないままだ。車はすべての道は目的地に通ずとばかり、道幅の狭さなんのそののスピードで駆け巡っている。ひょっとしてアディオスの右足首の角度は90度か180度かの二択しかないのではないか。前川はアディオスの足下をのぞき見る。角度は150度。思い過ごしらしい。再び目を前方へと向ける。見えるのは家、電柱、ブロック塀だ。走った先が見通せないことが前川の不安をいっそう駆り立てた。かつてアディオスの意のままに任せたことで、目的地が福岡ドームから道の駅メロンドームに変わった記憶が蘇る。
「急がば回れで、さっきの道を信号待ちしながら行った方がよかったんじゃないですか?」
アディオスの神経を逆立てぬよう、前川が声をやわらげて忠告する。入湯税を立て替えて貰った恩義は絶対だ。怒らせてはならない。
「ナビを見ろ。国道の赤い線が見えるだろ」
アディオスはダッシュボード中央にあるナビ画面を指した。確かに国道を指す赤い線が見える。だが、内地に存在しないはずの海も存在する。しかも走行している現在地は海上だ。GPS受信アンテナは確実に壊れている。
「あのう、海……」
指摘しようと口を開いた途端、アディオスから剣突を食らった。
「私を信じろ。予定ではその先にある道を左に曲がれば、『あら不思議、兜通りにでちゃった』となる算段だ」
バリトン声が車内に響く。が、アディオスの目は明らかに泳いでいる。海上をばく進中のナビ画面からわかる確実な情報は進む方位と地球上を走っているということだけだ。近道とおぼしき未知なる路地を車は東へ東へと走って行く。そのとき、前川の耳が大通り発見を予感させる音をキャッチした。「ウー」という4秒周期の音だ。
「パトカーのサイレンですよ」
前川は声を大にした。うっすらと聞こえていた音が徐々にはっきりとしてくる。
「道を開けてください」
スピーカーから発せられる音声から、パトカーは大通りを走っていることが推測された。窓を開け音の発生源に目をやる。大通りは曲がり角を左に折れた先にあるに違いない。二人を乗せた車は、運命の曲がり角を左へと曲がった。曲がり終え、前方の視界が開ける。目視した瞬間、「よっしゃぁ! ……名島邸だ!」と横からアディオスの声が耳朶を打った。よっしゃあの声で一度収束した大音量が、二度目はやけくそ気味な響きで耳に届いた。目の前にあったのは、名島という表札がかかった洋風の家だった。家を隔てた向こう側の垣根の上からパトカーの赤色灯だけが現れ、アディオスらをあざ笑うかのように冴え冴えしい発色とともに過ぎ去っていった。大通りにつながる道は視界の範囲にはどこにもない。とどのつまり袋小路である。
「誰のうちですか、名島って」
前川はため息同時発声法でつぶやくと、観念の臍を固めるように頭を抱えた。
「ふふふふ……名島さんとはな、広瀬50番地の家の人だ!」
アディオスは力強く言い放った。内容は郵便ポストに書かれた住所を読み上げただけである。
「どう見てもただの人家じゃないですか。近道失敗の現実を受け入れてくださいよ」
前川の指摘にアディオスの口が入れ歯を整えるかのように声なくもごもご動く。
「……さっ、お中元でもあげてくるか……」
アディオスは蚊の鳴くような声とともにギアをパーキングに入れる。前川は車内を見回した。車の中はスクラップ前の車のごとく殺風景だ。
「うそつけ! どこにそんな品物があるんですか。先輩が物を贈るときは、下心があるときか、謝罪に追い込まれたときだけでしょう。早く道探さないと! 変なプライドこだわらないっ」
前川は小鼻を膨らませて口を極めた。これまでの迷惑料は、かつて受けた消費税、ガソリン税、入湯税を合わせた額を超えているに違いない。
「記念写真でも撮るか、ここで」
スマホを片手に往生際悪く言い放つアディオス。本気なのかドアまで開いている。記念写真と言うわりには、アディオスの髪は起きたままの姿で放置されている。前川がさらさらの髪を中央できれいに分けているのとは対照的だ。寝癖を指摘するたびにアディオスは「これからはアシンメトリーの時代だ」と聞く耳を持たなかった。寝癖によりヘアスタイルは毎日マイナーチェンジされるため、大学内では「今日はアンテナが五本立っているからきっと好調だ」とか「あの寝癖はきっとプレーリードッグのように教授という天敵の生態を探っているのよ」とかいう噂でもちきりだった。
 記念写真を持ちかけられた前川は至極当然に拒否する。
「道に迷った恥をさらすだけですよ。早く大通りに出る道を探しましょう」
前川の言葉にアディオスが「それが先輩、いや元先輩に対する言い草か」と正面切ってたしなめる。
「現先輩はぼくです」
前川は毅然として言い返した。アディオスは動揺をかくすような薄ら笑みを浮かべると、「獅子身中の虫めぇ」とバックへギアを入れ変えアクセルを踏んだ。
「ギュルルルルルッ」
踏み加減を間違ったのか車は勢いよく退きだす。前川は反射的に窓上のアシストグリップを強く握った。閉め損ねた運転席のドアが「パッカン」と開き、折悪く後方から流れてきた電柱に接触、ドアは「ギシメリ」という音とともにあらぬ方向へ開き、「ゴタン」という音とともにドアごと垂直落下した。それでも車は外れたドアを置き去りにし後方へ加速しながら進んでいく。やがて「ゴボッ」という鈍い音とともに後方の電柱に勢いよくぶつかった。二人は鏡に映っているかのように同時に首を押さえ、しかめ面で顔を見合わせた。
「よ、よし、車がコンパクトになったぞ」
この期に及んでも負け惜しみを忘れないアディオス。
「いたたた、荒いなぁもう……。修理代はコンパクトに済みませんよ、これ」
前川は親指と人差し指でリングを作って代金のジェスチャーをした。
「修理はいらん。車の美容整形をしたまでだ」
元後輩の言い分など歯牙にも掛けない態度で応じる。
「ひしゃげた顔にする美容整形がどこにあるんですか。それに車ですよっ」
「顔ではない、後部だから尻だ」
負けじと詭弁を弄するアディオス。
「尻ならなおさら美容整形しませんよね」
前川の指摘にアディオスは二の句が継げない。
「ドアも外れましたよ。どうするんですか。サイドオープンカーにしたかったとか言い訳しないでくださいよ」
言い訳を先んじられたアディオスは言葉を詰まらせ飢餓のコイのように口をパクパクさせた。やがて、潜めるような声で言い訳する。
「ド、ドア脱着可能が夢だった」
どうやら思案に余ったようだ。
「脱着? まあ脱は超簡単になりましたけど、着には今後莫大な費用がかかりますよ」
前川の冷静な分析を聞き、アディオスは自らの『スカスカの綿のような脳』を巡らせ出費を計算しだした。算出に合わせて左手の指がイソギンチャクのようにアトランダムに動く。指の動きが3本で止まった。
「3000円?」
アディオスが目をしばたたきながら、うかがうような目で前川を見る。前川はシートからずるけた。
「超楽観主義ですね」
それから、二人はUターンをすると、もときた道を戻り始めた。
「ほうら、道しるべが役に立つだろう」
アディオスが縁石についた黒いタイヤ痕を指さしながらドヤ顔を見せる。第三者いわく結果論だ。
「でも、タイヤを傷ませる必要はありませんでしたよね」
前川は前方を冷たく見つめたまま意見した。道しるべの代償ははかりしれない。
「次は助手席を削り落とそうかな……」
運転席のアディオスは言われっぱなしではおかんぞとばかり不敵な笑みで前川を流し見た。下手くそドライバー+よそ見=事故率超増大である。ブラックジョークが現実になる前に前川は足をシート上にのせて退避させた。その口は一時停止ボタンを押したように開いたまま止まっている。左手はアシストグリップ、右手はシートベルトをつかみ、万全の体勢をとると、謝りながら顎で「前方ちゃんと見てサイン」をアディオスへ送った。
「よし、許そう。ぶつけない」
アディオスはつぶやくように言うと再び前方を見据えてハンドルをガチガチに握った。直後、「グワッシャ」という音とともに左側頭部が壁に接触し、車の進行方向が三〇度変わった。宣言できるほどドライビングテクニックはないようだ。
「今のは単純にハンドルミス、故意ではない。よって、器物損壊罪には当たらないぞ」
アディオスは頭を下げた。
「ちゃんと壁の持ち主には申告してくださいよ」
前川は苦言を呈した。
 壁の所有者への謝罪後、二人を乗せた車は、『大名行列』のごとく車が並ぶ本道へと再びもどった。
「ははは、インスタにいい景色探しもできた上に近道もできてよかったな」
アディオスは正面を見つめたまま同意を求めてくる。
「先輩、この道、脇道に入ったとこよりずいぶん手前ですよ。この光景見たことありますもん。ほら、あのファミレス」
前川の発言をフェードアウトさせるようにアディオスは認識不能な曲の口笛を吹き出した。
 街中へと向かう車の列は数キロに及ぶ。夏休み最初の日曜ということもあって、家族連れでショッピングやレジャーにでかける車が多数をしめているようだった。
「ぜんぜん動かんぞ。慢性的な便秘状態だな。レジャーで金を使いたくない親がわざと車を止めながら進む新たな牛歩戦術じゃないか」
アディオスはいらだたしげにハンドルを指で叩く。
「確かになかなか進みませんね。30分たったのにぜんぜん視界がかわってませんもんね。視界ついでに横のドライバーが代わればなおいいですけど……」
前川の発言は先輩を刺激せぬよう急激にフェードアウトした。刺激すると助手席削り落とし行為に及びかねない。
「おいっ、今の言葉、忌諱に触れたぞ。キキッ、キキッ、ウキッ」
ぎろりとした目を向けアディオスは奇声をあげた。超のつく地獄耳だ。ただ、忌諱に触れるだと目上の人の機嫌を損ねる意だが、前川が現時点で学年は先輩だ。微妙に気に掛かる。前川は「空耳です空耳っ」と慌てて首を横に振ったあと、ついでに「ちなみに、現時点では僕が一年先輩ですからっ」と元先輩の誤りをさりげなく指摘しておいた。
「先輩の頃だれが税金を払ったと思ってるんだ」
アディオスが虚に乗じた。数百円単位のことで恩着せがましい男だ。前川は窮地に陥りすかさず話題を変えた。
「そっ、それにしても車内が暑いですよね。あっ、送風口から熱風出てますよ。クーラー壊れてませんか?」
前川は送風口に手をかざしつつ、室温設定が最低になっていることを見ていった。即座にアディオスが「心頭滅却すれば火もまた涼しだ」と返す。壊れていることを知っている。確信犯だ。
「精神論ですか! というかそれ、焼き討ちされた僧侶の辞世の言葉ですよね」
「そうともいう」
「それからなんかこの車、匂いも独特ですよね」
前川はそう言って車内を見回した。芳香剤があちこちに配置してある。数えると前に三つ、後ろに二つだ。
「芳香剤は六つ用意してあるからな」
アディオスに言われ、前川は芳香剤の芳香成分をよく見た。
「ジャスミン、ミント、森の香り、ゆずの香り・・・全部違うじゃないですか! 統一したほうがいいですよ絶対。しかも後ろの二つは入浴剤の封を開けただけじゃないですか」
「何を言うか。この匂いのハーモニーがたまらんのだ。それにかつて厩戸皇子は十人の請願を聞く機会があったとき、全ての人が発した言葉を漏らさず一度で理解し的確な答えを返したというではないか。これはその匂いバージョンだ。聖人は匂いも嗅ぎ分けねばならない」
アディオスはそういって鼻の穴を膨らまし香りを吸い込む。
「こじつけはよしてください。匂いが調和してませんよ。というか後ろの一つは防虫剤で芳香剤じゃないですっ。ミスチョイス。あれが調和を乱す諸悪の権化ですよ。でも、芳香剤六つって先輩言いましたよね。あと一つはどこですか?」
前川はシート下などのぞき込むが置いてある気配はない。
「ここだ」
アディオスを見ると、自分の下腹部を指している。
「はっ?」 
「大腸。ちなみに俺の大腸にはオナラというアンモニア、硫化水素、インドール、スカトールなどが成分にふくまれた芳香剤が今か今かと発動を待っている」
「それ絶対発動しないでください」
前川は警戒して鼻をつまんで見せた。  
 それから20分。さらに気温も上がり、車内では香りと熱気が合わさって、外の世界とは別の世界が創り出されようとしていた。
「先輩、のど渇きませんか?」
前川は犬のように口を開け、ジュースを飲みたいというアピールをした。その目は宙をさまよう寸前だ。
「ふふふ、そういういざというときのため、コーヒーならエンジンルームにあたためてあるぞ」
気配り充分だぜ、という顔をして言葉を返すアディオス。汗がにじみ出る顔は、自分は熱いから飲まないと訴えているようだ。
「どうりでこの車乗ったときから前でガコガコいっていたわけだ……。というか真夏にホットコーヒーで水分補給はないでしょ。飲んだ倍、汗が流れるし」
「コーヒーは冷たいのが好みか?」
「好みの問題じゃなくて、真夏は身体が冷たいのを欲するでしょ」
前川はうんざり顔で、三才児に説明するようにゆっくりはっきり訴えた。
「じゃあエンジンルームから缶コーヒーを取り出してきて俺の腹のとこで冷ませば三六度程度にはなるぞ」
「渋滞中にエンジン開けてコーヒー取り出すとこ見られたら恥ずかしいですよ。それに先輩のお腹にくっついた缶に口をつけたくはないですっ」
「贅沢だなあ。よし、冷たいのならほらここからでるぞ、窓から顔だして飲め、ほら」
アディオスはフロントウィンドウを顎で指すと窓にウオッシャー液を吹きかけて見せた。
「先輩が飲んでください!」
始まったよ、とでもいいたげに返す前川。
「お前はあれか、この液体が洗浄液とでも言うのか!」
「どう考えてもそうでしょう」
「うっ、見抜いたか」
返答につまるアディオス。ウォッシャー液が洗浄液という認識はあるらしい。アディオスは発言ミスを悟ると苦し紛れにいった。
「……ウォッシャー液認定試験合格だ。ワン、ポイントゥ。次は炭酸ジュースを入れとくから楽しみにしておけ」
よからぬ企てをことを告げるアディオスだった。 
「近くのコンビニで冷たいのを買いましょう。ほら、あそこにコンビニの看板」
前川はオアシスでも見つけたかのように目を見開いて遠くの看板を指した。
「面倒だなぁ」アディオスは舌を鳴らした。
「あそこの店員美人ですよ」前川は言葉同様の勢いでコンビニを指した。
「直行だ! ヤマト発進!」
アディオスは50メートル以上離れているのにウィンカーを出すと、前方との車間距離を詰めだした。
 ヤマト発進が12回くり返され、ようやくコンビニにたどり着いた。幸い駐車場も広めのスペースが確保されており、アディオスのドライビングテクニックでもなんとかなりそうだ。アディオスは駐車場へ入るなり「よし、あのスペースを占拠するぞ!」と勇ましい声とともに明らかに不必要な量のアクセルを踏んだ。店の敷地に勢いよく入ったアディオスの愛車は植え込みのツツジを剪定し、アディオスいわく公道付近に不法設置された看板を跳ね飛ばし、師いわくコンビニ万引きの下見をしていたらしき若者をスタントマンのごとく退避させた。
「あの自転車危ない!」という前川の悪い予感は車止めに乗り上げることで勢いが止まり幸い外れた。
「いま、駐輪自転車すれすれで停めたのすごいって感動しただろ」
アディオスは前川の心を読んだようにドヤ顔で訊いてくる。
「車止めのてっぺんでタイヤが止まるというのが奇跡的で言葉を呑みましたね。まあ、被害者被害物がだいぶ出た気はしますけど」
前川はシートベルトを外しながら率直な感想を述べた。直後、「ガツッ」という音と共にアディオスが開いたドアが横に駐輪してあった自転車に衝突し、将棋倒しで5台が倒れた。
 
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登場人物紹介

真田あぢお

肥後大学3年生 独特な正義感と天然ボケを繕うための詭弁を弄し、たまたま遭遇した事件をもやっと解決していく。

前川幸彦 肥後大学4年生 真田あぢおの元後輩。かつてはあぢおが1学年先輩であったが、なんやかんやで逆転した。しかし、武道系の部活動にありがちな縦社会の鉄則により、立場は後輩のままである。あぢおの天然ボケに勇敢につっこむ爽やかな好青年。

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