第1話 気づけばファンタジー世界

文字数 373文字

・・・ここは何処だ?
2017/08/18 10:50
見たことない巨大な樹が生えてるし、なんだか酷く土臭いな。
2017/08/18 10:53
うわっ! なんだよあれ!!

空に恐竜が飛んでる・・・、ってかドラゴンか!?

2017/08/18 10:55
・・・ん?
2017/08/18 10:57
オヌシなにものじゃ?
2017/08/18 10:58
ここは竜の棲む森。危険じゃから早々に立ち去れぃ。
2017/08/18 10:59
あ、え、え・・・。君は?
2017/08/18 11:00
ワラワはワラワじゃ。
2017/08/18 11:02
なんだよそれ!

んなことより此処は何処なんだ!?

2017/08/18 11:02
勤めてた会社が潰れて、ハロワに行く途中だったのに! 早く行って失業手当ての申請しないと、明日から暮らしていけないよ!
2017/08/18 11:02
はやく俺を帰してくれ! もといた場所に帰せ! すぐに!
2017/08/18 11:04
ぴーぎゃーぴーぎゃー、ヤカマシイ奴じゃのぉ。
2017/08/18 11:04
いっそのこと竜のエサにしてやろうか・・・。
2017/08/18 11:05
・・・ひぇぇ!


2017/08/18 11:06
おっと、竜の視線がこちらに向いておる。

下らない話をしている場合ではないな。

2017/08/18 11:07
黙ってワラワについて来るが良い。
2017/08/18 11:08
わ、わ、なんだよ!
2017/08/18 11:09
死にたくなければ、黙って来るのじゃ。
2017/08/18 11:09
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登場人物紹介

妄言少女。

アホンダラ村の名もなき村人。

夢想、空想、なんでもござれ。いつも夢見がちな話をしているため、こう呼ばれるようになった。

周りは君悪がって友達もいない。

密かに、自分の話を世界中の人々に聞いてもらいたいと願っている。

俺。

32歳。弱小出版社にて10年勤務。

小さい会社だったため編集部、営業部、販促部、経理部と一通りの仕事をさせられる。

出版不況の煽りと社長の資金使い込みにより、突如倒産、無職ニートとなる。

近所の奥様型に噂されることを怖れて常にマスクをしている小心者。

モブ。

商売人。20歳ちょいの女性

燃料卸問屋。

木の粉で一山あてようとしたところ大失敗。

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