第1話 気づけばファンタジー世界
文字数 373文字
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妄言少女。
アホンダラ村の名もなき村人。
夢想、空想、なんでもござれ。いつも夢見がちな話をしているため、こう呼ばれるようになった。
周りは君悪がって友達もいない。
密かに、自分の話を世界中の人々に聞いてもらいたいと願っている。
俺。
32歳。弱小出版社にて10年勤務。
小さい会社だったため編集部、営業部、販促部、経理部と一通りの仕事をさせられる。
出版不況の煽りと社長の資金使い込みにより、突如倒産、無職ニートとなる。
近所の奥様型に噂されることを怖れて常にマスクをしている小心者。
モブ。