＃８

「こいつをどうすんだ？」
「これを捕まえます」
「捕まえます？！」
勝手にいいのか？
「まあ、取っちゃいましょうよ」
（こんな未確認飛行物体なんぞ政府に・・・）
（確かにな・・・）
「何か？」
「いえ、別に」
そして捕まえようとしたが・・
ビューン！
物凄いスピードでどっか行ったのである。
「なんや、サブローの兄・・・」
「お節介かもだが、来てくれ」
「えぇ・・・」
みそっぱち、参戦！
「ヌシ蔵か？」
「そうやけど・・・」
「サメちゃん、いる？」
「鮫島さーん」
「おぉーなんや、って便利屋サブロー！」
「サメちゃんか」
（なんやサメちゃんってあだ名キモイんだけど・・・）
「ちょっと来てくれないか」
「おっし分かったぞっ」
サメちゃん、ヌシ蔵、参戦！
「天コーか？」
「なんですか、便利屋サブローさん」
「ちょっと来てくれないか？」
「忙しいのに・・・まあ行ってやるよ」
天コー、参戦。
「で、なんや、」
「あんたは？」
「天コーよ、」
「みそっぱちです・・・ども」
「ほぉーバカ修理の味噌男はあんさんかい？」
「まぁーそうですけど・・・」
（カオスやな・・・）
と思った。

＊＊＊

「で、今回集まってもらったのが、これの捕獲だ？」
「ほ・か・く？」
写真を見せた。
「この未確認飛行物体よ、」
「おぉーuma的なやーつか、」
「おじいちゃんでも心がはじけ飛ぶぞい」
みんなやる気満々だ。
「では、行くぞー」
「おぉー」
探検隊は出発したのであった。

＊＊＊

「はぁー彼是一時間もかかってるけど、いないなー」
「ぜぇはぁひぃ・・・」
「おっちゃん大丈夫？」
「大丈夫じゃい」
元気じゃん。
「ここで一つ提案がある」
「なんだ？」
「罠（トラップ）だ」
「トラップか、いいね」
「具体的には？」