田舎での交通手段

文字数 721文字

 皆様ごきげんよう。突然ではあるが、私は運転中である。そう、私は車を運転している。田舎は車社会なのだ。都会ほどタクシーが走っているわけでも、バスがやたらと走っているわけでもない。ましてや電車など夢の産物だ。ただでさえ廃線となっている。
 土地柄、私の地域では車がないとほぼ何もできないに等しい。特定の条件を満たさねば長距離タクシーなんて利用できたものではない。とにかく発展してない街に住むということは、店も遊び場も遠出しなければならないのだ。
 免許を取るには金がかかる。しかしその若いころに都会で仕事と住処を固定するような目標がなければ、免許を取っておかねば田舎だと極端にあらゆる物事への選択肢が狭まる。何より不便である。
 しかしながら費用の問題はなかなかに重い問題である。さっきも言ったように、まず免許を取得するのに金が要る。次に車を購入するのに金が要る。そして購入した車で走るために燃料代がいる。年に一度の税金、保険料、車検、冬タイヤ夏ダイヤ。とにかく一度に決して安いとは言えない金が要る。
 もちろん悪いことばかりではない。免許を持つということは、単独で動ける範囲が広がっているということでもある。また、旅行先などで、レンタカーを借りて、移動ができる。田舎から少しだけ離れたなんちゃって田舎で就職するとなったときに、引っ越しをしなくてもいい。……まあぱっと思いつくだけだとこんなものだが。実際普通免許だけだとこんなものだろう。

 今回はこれぐらいとする。書いてある内容はとても短いし、大したことを言っているわけでもないのだが、これを現実に落とし込んでみてほしい。これが日常となるとかなり人を選ぶ環境だということがよくわかっていただけるだろう。
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