書かなくては

文字数 436文字

 最近、書くより読む方に時間を割いて、全然書いていなかった。もとから筆が遅い方だというのにますます鈍ってしまっている。これはまずい。そろそろまたがんばって書かなくてはと思っているところだ。
 なにを読んでいたかというと、BL小説を読んでいた。とても萌える作品で、楽しい時間をすごさせてもらった。
 BLを読んだあとは、きまって坂田靖子先生の作品を思い出す。一口にBLといっても、それぞれの作品は全然ちがうものなので、べつに比べるつもりもないのだけどなぜか思い出す。やはり私の中では特別な位置にあるのだと思う。とくに短編が好きで、創作をはじめたきっかけの一つでもある。
 坂田先生のBLは、激しく萌えるという種類のものではなく、お菓子に入っている洋酒のようにふわりと香るという感じである。そして独特のふしぎな世界観があり、わかりにくい感想でもうしわけないが、読んだあと、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込んだような気分になるのだ。
 私の物語でも、そのような世界を表現できたらと思う。
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