第1話
文字数 1,175文字
走れ! 蓮
ー 心やさしいキミへのエール -
漫画原作シナリオ
スマホ向け、パソコン向けの順に
並んでいます。
スマホの方は、このままご覧ください。
パソコンの方は、スクロールしてください。
******************
〇古びた洋館・外観(夜中)
蔦が一面に絡んでいる無気味な洋館。
コウモリが何羽か飛んでいる。
ゴロゴロと稲妻が光る。
蓮が洋館の前にいる。
正面玄関の大きな扉が
ひとりでにギギギっと開く。
蓮は恐る恐る中に入る。
扉を入ると大広間の壁に
大きな額に入った祖父の上半身の絵。
絵から祖父が抜け出して来る。
蓮、恐怖の表情。
驚いてそのまま固まってしまう。
祖父は蓮の前に歩いてくると
厳しい顔つきで叫ぶ。
祖父
「背筋を伸ばせ! 直立不動じゃ!
蓮、よく聴け!
オマエは去年、腎臓病になってから
心までも委縮してしまい
すっかり内気な子になってしまった。
病気になっても心まで病んではいけない」
蓮
(直立不動で)「はい」
祖父
「これから蓮に魔法をかける。
戦前、陸軍将校の祖父たちも
乗り越えてきた
我が一族 代々の魔法じゃ」
雷が光り、祖父の顔を照らす。
ゴロゴロ。
祖父
「おじけづいたり、
心が後ろ向きになった瞬間から
三十分前に時間が戻るぞ。
これは蓮にとっての試練じゃ。
それを乗り切るのじゃ。
いいな!
(祖父は光るリングを蓮の首にかける)
戻った時間はスマホが告げる」
蓮「えーっ! なにこれ?」
すくんでしまう蓮。
稲妻がピカッと光る。
ゴロゴロ。
******************
ここからは、パソコン向けです
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〇古びた洋館・外観(夜中)
蔦が一面に絡んでいる無気味な洋館。
コウモリが何羽か飛んでいる。ゴロゴロと稲妻が光る。
蓮が洋館の前にいる。
正面玄関の大きな扉がひとりでにギギギっと開く。
蓮は恐る恐る中に入る。
扉を入ると大広間の壁に大きな額に入った祖父の上半身の絵。
絵から祖父が抜け出して来る。
蓮、恐怖の表情。驚いてそのまま固まってしまう。
祖父は蓮の前に歩いてくると、厳しい顔つきで叫ぶ。
祖父「背筋を伸ばせ! 直立不動じゃ!
蓮、よく聴け!
オマエは去年、腎臓病になってから、心までも委縮してしまい、
すっかり内気な子になってしまった。病気になっても心まで病んではいけない」
蓮 (直立不動で)「はい」
祖父「これから蓮に魔法をかける。
戦前、陸軍将校の祖父たちも乗り越えてきた我が一族代々の魔法じゃ」
雷が光り、祖父の顔を照らす。ゴロゴロ。
祖父「おじけづいたり、心が後ろ向きになった瞬間から、三十分前に時間が戻るぞ。
これは蓮にとっての試練じゃ。それを乗り切るのじゃ。いいな!
(祖父は光るリングを蓮の首にかける)戻った時間はスマホが告げる」
蓮「えーっ! なにこれ?」
すくんでしまう蓮。稲妻がピカッと光る。ゴロゴロ。
ー 心やさしいキミへのエール -
漫画原作シナリオ
スマホ向け、パソコン向けの順に
並んでいます。
スマホの方は、このままご覧ください。
パソコンの方は、スクロールしてください。
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〇古びた洋館・外観(夜中)
蔦が一面に絡んでいる無気味な洋館。
コウモリが何羽か飛んでいる。
ゴロゴロと稲妻が光る。
蓮が洋館の前にいる。
正面玄関の大きな扉が
ひとりでにギギギっと開く。
蓮は恐る恐る中に入る。
扉を入ると大広間の壁に
大きな額に入った祖父の上半身の絵。
絵から祖父が抜け出して来る。
蓮、恐怖の表情。
驚いてそのまま固まってしまう。
祖父は蓮の前に歩いてくると
厳しい顔つきで叫ぶ。
祖父
「背筋を伸ばせ! 直立不動じゃ!
蓮、よく聴け!
オマエは去年、腎臓病になってから
心までも委縮してしまい
すっかり内気な子になってしまった。
病気になっても心まで病んではいけない」
蓮
(直立不動で)「はい」
祖父
「これから蓮に魔法をかける。
戦前、陸軍将校の祖父たちも
乗り越えてきた
我が一族 代々の魔法じゃ」
雷が光り、祖父の顔を照らす。
ゴロゴロ。
祖父
「おじけづいたり、
心が後ろ向きになった瞬間から
三十分前に時間が戻るぞ。
これは蓮にとっての試練じゃ。
それを乗り切るのじゃ。
いいな!
(祖父は光るリングを蓮の首にかける)
戻った時間はスマホが告げる」
蓮「えーっ! なにこれ?」
すくんでしまう蓮。
稲妻がピカッと光る。
ゴロゴロ。
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ここからは、パソコン向けです
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〇古びた洋館・外観(夜中)
蔦が一面に絡んでいる無気味な洋館。
コウモリが何羽か飛んでいる。ゴロゴロと稲妻が光る。
蓮が洋館の前にいる。
正面玄関の大きな扉がひとりでにギギギっと開く。
蓮は恐る恐る中に入る。
扉を入ると大広間の壁に大きな額に入った祖父の上半身の絵。
絵から祖父が抜け出して来る。
蓮、恐怖の表情。驚いてそのまま固まってしまう。
祖父は蓮の前に歩いてくると、厳しい顔つきで叫ぶ。
祖父「背筋を伸ばせ! 直立不動じゃ!
蓮、よく聴け!
オマエは去年、腎臓病になってから、心までも委縮してしまい、
すっかり内気な子になってしまった。病気になっても心まで病んではいけない」
蓮 (直立不動で)「はい」
祖父「これから蓮に魔法をかける。
戦前、陸軍将校の祖父たちも乗り越えてきた我が一族代々の魔法じゃ」
雷が光り、祖父の顔を照らす。ゴロゴロ。
祖父「おじけづいたり、心が後ろ向きになった瞬間から、三十分前に時間が戻るぞ。
これは蓮にとっての試練じゃ。それを乗り切るのじゃ。いいな!
(祖父は光るリングを蓮の首にかける)戻った時間はスマホが告げる」
蓮「えーっ! なにこれ?」
すくんでしまう蓮。稲妻がピカッと光る。ゴロゴロ。