コロナウィルス狂騒曲(おまけ)

文字数 1,041文字

おまけ

春日大社で肺炎退散願い特別祈願 NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200131/2050003764.html
”奈良市の春日大社で31日、新型コロナウイルスの感染が拡大しないよう特別に祈願する神事が行われました。
 春日大社では、災害からの復興などさまざまな願いごとをする朝拝と呼ばれる神事をほぼ毎朝行っていて、特別祈願はその一環として行われました。”

 とかまでニュースになってました。「ほぼ毎朝行っている神事」のネタがたまたま「コロナウィルス」なだけでニュースバリューあるんかいな。

 春日大社には「水谷神社」という摂社(本殿とは別の建物に別の神を祀(まつ)ってる)があります。ここの御祭神は
”・素戔嗚命(すさのおのみこと)様
 ・大己貴命(おおなむちのみこと)様
 ・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)様
 御神徳:
 難病・疫病を封じ、地相・家相・方位・日柄などから現れる災難を取り除き福徳円満をもたらす神様。京都八坂神社の本祀ともいわれる格式の高いお社。
 拝殿の子授け石には子宝に恵まれる御霊験があり、お参りする人が絶えない。”
- 世界遺産 春日大社 公式ホームページ/境内のご案内/水谷九社めぐりについて
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/wakamiya9.html

 ”夏期の疫病の流行を鎮める。水谷神社鎮花祭/春日大社 4/5(日)10:00~
 若草山と春日山の間を流れる「水谷川」のほとりにあり、春日大社の摂社である水谷神社で正応元年(1288年)に創始された祭り。夏期に多い疫病の流行を鎮めるために行われています。授与所にて水谷神社の御札や御守が授与されるほか、祈祷も受け付けています。”
- 水谷神社鎮花祭/春日大社 | 奈良市観光協会https://narashikanko.or.jp/event/mizuyajinjachinkasai/

 古来から”難病・疫病を封じ”るのがお仕事の神社が、”疫病”が流行ったときに祭祀するのは当たり前ですね。昔は疫病とか流行ると、各地の神社仏閣に「祈れ」とかいう国家命令(と寄付金)が出たそうです。
 素戔嗚命(すさのおのみこと)は、明治の神仏分離前は牛頭天王(ごずてんのう)(疫病の神、祟(たた)り神)と合体してたとか、蘇民将来(そみんしょうらい)子孫が~とかのネタもあるけど、またの機会に。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み