大自然の猛威と農業の変貌

文字数 634文字

令和X年



 時代は平成から令和に変わり、少し経った頃、人間はそれまでの身勝手の対価を払う事になった。





 度重なる傲慢な人間の態度は自然の怒りを買った。



 水や土、空気を汚し、それでも反省しない。



 そんな人間に遂に牙を剥いたものが居た。



 それは植物。正確には人間が食べて栄養としていた農作物だった。









 それが遺伝子操作の所為なのか、放射性物質の所為なのか、ごみに紛れた化学物質の所為なのか、真実は定かではない。



 しかし、これだけは確かだった。









 奴等は最早収穫されるだけの、物言わぬ植物ではない。



 油断すればこちらを喰らおうとする、農作物モンスターと化した。







『牙を剥いた』



『農作物モンスターと化した』





 それを比喩や間接表現だと思ったら大間違いだ。



 奴等は本当に牙が有り、君達の知る、地に根を張った、物言わぬ植物ではない。











 獰猛な怪物だ。





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