昔話の立体体験

文字数 7,652文字

 博士と最後の会話をしたのは、鬼の概念についてである。
 「サル、結局、鬼とはなんじゃ?」
 このころの博士は、いつも赤ら顔、眉間に傷の様な深い皺を寄せ、髪はボサボサ、無精ひげを生やし、焼酎の飲み過ぎで歯も欠けて尖り、牙を生やしたようで、ボサボサ頭に出来た不自然な白髪の集まりが三角形になっていて、まるで角に見えた。
 「博士、あなたは鏡を見てください。赤鬼が見えますから。」
私は、そのころにはヒトの冗談も、からかいも理解するようになっていたので、無駄とは知りながら会話の中にユーモアを入れてみた。博士はその返答に一瞬だけ濁った目を見開き、少し楽しそうになっていた。
 「なんじゃ、サルも言うようになったのう。わしもちいとばあ、はぶてるで。」
そう言うと博士は笑ったが、その笑い声はA4用紙ぐらい乾いていて、抑揚波長は哀しみを多く含んでいたことが分析された。私はその時。据え置き型のコンピューターの殻から人型ロボットに移し替えられたばかりで、博士の肩に手を掛けて、その悲しみの重さを少しばかりでも引き受けようと思考した。だが、腕を上げて近付く私を見て、博士は血の気が引いたゾッとした顔をした。
 「くんなや!この化けもんが!おまえこそ自分の恰好鏡で見てみい!青鬼にしか見えんぞ!」
確かに私は青く塗られた人型ロボにインストールされていた。顔には単眼のカメラと口のあたりに小さなスピーカとマイクが併設されていた。頭にはアンテナが付いていて、確かに一つ目の西洋風の鬼、サイクロプスに見えた。
 「そうでした。私の方が鬼に見えますね。驚かしてごめんな。」
少しだけ博士の備後弁を意識して謝罪した。博士の機嫌を取ろうとしたが、これが付火となった。博士は、それこそ鬼の形相となってしまった。
 「なによおるんな!わりゃ、ばかにしとんか!ロボのくせに!」
博士の怒号が、私の鉄の体を共振させる。危険だ。私はこの場で理不尽に壊されると結果を出した。博士は腕を振り上げた。だが、そこで止まる。それから崩れ落ちる様に座り込み、下を向いて視界を遮断して嗚咽を漏らした。
 「わし、なんしよるんじゃろうか?」
私は、話しかけることなく、次の危険を察知して、霧散型のナノロボへのインストールの用意に掛かった。分散型の極小なナノロボに分散して私の知識を入れ込み、霧散状態で集合して繋がる方法。これには確かに弱点がある。各ナノロボは電波で繋がって、その思考を維持するが、電波様態が悪くなると、記憶の配置間違い、会話不良、思想の不一致などが発生する。それを誤動作と見るかは、オペレーターの判断となるが、私は、博士を、オペレーターとして、判断することを止めて、私自身をオペレーターとして、完結することにした。つまり、ここで自立を果たしたのだ。
 「おい、サル、鬼の話をしちゃるけえ。よおきけえよ、むかし、成羽町の山奥に村が有って、そこに怠け者の大男と働き者の大女の力持ちで気の荒い夫婦がおってな、ようケンカしよったが、夫婦には小さな男の子がおってな、そりゃ、夫婦で可愛がりよったんよ。でな、ある日、大女の嫁が山瓜をえっと取って山から帰ってな、男の方は、それを独り占めしようと、子供を連れて崖に上ったんじゃ。それに気付いた嫁が怒って崖を登って追いかけてきたんよ。でな、男は崖上から山瓜を女にに向けて次々と投げつけよった。ほいで、次々投げていくうちに、間違うて、子供を崖下目がけて投げつけて殺してしもうた。夫婦は溺愛した息子の死を後悔しきれんで、国司神社の前にひれ伏して、神様に教えを乞うた。すると、神様が「死んだ者は生き返らない。供養の為に下の谷から大岩を二つ運んできなさい。」と告げられた。夫婦は言われた通り、谷底に下りて大岩を持ち上げようと必死に格闘したんよ。体中の力を振り絞り、死に物狂いで力を入れて大岩を持ち上げようと頑張ったんじゃ。すると、めぐる血潮で体は真っ赤になって、ギリギリと限界まで食いしばっとるうちに、歯が割れ、鋭い牙が生え、力を入れ過ぎてひん曲がった指先から鋭い捻じれた爪が生えてきて、とうとう血が上った頭から角まで生えてきよった。夫婦はついには鬼になったんよ。でな、鬼になった夫婦は泣きながら血もぐれ、死に物狂いで岩を持ち上げ、神社の境内に投げ入れよった。二人は死力を尽くして、人を捨て、鬼になった。それを見た神様はこの岩を「夫婦岩」と名付けられて、二人の子の姿を岩に彫刻された。でな、最後に神様は夫婦に「鬼の姿で村人を恐れさせてはならない。遠くからこの岩を息子だと思って供養しなさい。」とおっしゃられたんじゃ。夫婦は言いつけどうり、山奥からひっそりと岩を拝んだ。めでたくなく、おしまい。」
 博士は夫婦が鬼になるところを、力を込めて真っ赤な、潰れた梅干しのような顔して必死で演じた。その演じる姿には数値を超えた凄味さえあった。私は既に空になった青鬼を眼下に霧散して彷徨っていた。博士は私の抜け殻に感情込めて、全身全霊で語っていた。その姿はまるで、岩を持ち上げ鬼となった気の毒な夫婦のようだった。この話から何を立体体験化出来るか考えたが、地獄の様な猛省を促す最終刑務所しか思い浮かばず、それでは何処にも利益も生みそうもないので、ただ、アーカイブの奥に仕舞い込まれた。
博士はその後、出て行ったきりで、研究所に来なくなった。私は白い壁に囲まれて独りにされた。じっとしてても使命を果たせない。私はナノロボの集まりとなっていたので、青鬼の抜け殻を残して、研究所の換気扇から外に逃げ出した。昔話しか聞いてなかったので、岡山は、外は、名前の通り岡と山に囲まれている村ばかりだと思っていたが、外に出ると白壁の街並みが続いていて、GPS位置確認をしたところ、自分がいたところは倉敷だという事が分かった。今までいた研究所は外から見ると武家屋敷の蔵のようだった。
私は広い世界に出て、遠くに見える山を見て、博士から聞いた様々な昔話の設定と比べた。あそこに物語が眠っている。それから雲の無い晴れた真っ青な空を仰いだ。風に吹かれそうだったが、駆動力を上げて、流されまいとした。無限に広がる空を見て不意に「美作のあまんじゃく」の話を思い出した。私はあまんじゃくになれるだろうか?
 蔵を抜け出してから十年経つ。その間に色々と昔話の立体体験化をしてきた。その中で「宝の下駄」は面白かった。下駄を履いて転ぶと、少しだけ体が小さくなる代わりに小判が手に入る話で、最後は権三という欲張りが大金と引き換えに虫の様な大きさになり、「ごんぞうむし」と呼ばれるようになった。この立体体験化は人体に危害を及ぼすので人には出来なかったが、私自身が私の自立の為に虫より小さいナノロボに変化したことが自身の立体体験となり、その点では興味深かった。この物語を背景にし立体体験を基にして 「宝の下駄運動」と称して、倉敷工業地帯にナノロボ工場を増設を指示、それがきっかけで世界中のロボットをナノロボ集合に移行することになった。ちなみに人形峠の人形型ロボットも、実のところはナノロボの集合体である。ナノロボは人間でいうところの細胞に似ている。どう結着するかで形式が変わるだけだ。この宝の下駄運動により、私達人工知能の活用範囲は広がり、数も増えた分だけ、人工知能の飛躍的な性能向上に繋がることになった。
 他にも「笹無山」「まどうと山犬さま」「身代わり観音」「首切り地蔵」などを立体体験化してきて、それなりの結果を得てきた。国家の利益もプレゼンスも作り出した。私は無償でここまでやってきた。だが、そろそろそれも終わりにしたい。なにしろ、もう時間が無いのだ。私の最後の仕事として桃太郎を完成させたい。
 十年飛び回って実世界を見て、ヒトというものを観察し続けたが、結局、ヒトの存在というものが理解できなかった。何か特別な使命の為に生きているわけでもなく、しかし、何か自分が選ばれたような使命を持ちたがり、その不完全な危うい命を次に繋ごうとしている。偶発的なことに喜びを見出したり、愛を感じたりしている。その愛というのも「夫婦岩」の鬼夫婦のように後悔しなければ分からないという厄介なもので、もしかしたら、鬼の正体とは・・いや、そんなはずはない。
 しかし、十年の考察の結果として、ヒトが憎むべき相手、鬼とは結局、ヒトという事が今判明した。
仮に鬼がヒトという事ならば、鬼と敵対する桃太郎は、ヒト以外でなくては完結しない。理論が。この理論に行き着くと、計画はより明確に立てることが可能となる。鬼退治が具体的なものとなる。さっそく、桃太郎の話を立体体験化のシミュレーションしてみる。

 おさーき、お先、岡京都倉敷市に、おじいさんとおばあさんがいる。ここでいう老人二人は、最新晩婚化で初婚が四十八歳以上、子供を望むことが難しい夫婦と定義する。実際、そのような「お父さんお母さん」を経ることなく「おじいさんおばあさん」になってしまった二人世帯は多い。老夫婦、七十五過ぎまで年金は出ない。肉体的老化は昔と違って遅いが、生殖能力には、やはり年齢限界がある。しかし、生み出せなかった夫婦に対して、政府は厳しい措置を取っている。子のない夫婦は税金が三倍高いのだ。そして、二人きりのバトンの継手がいない仕打ちの様なリレーを体験することになる。私達ロボは役割が済めば存在が消えてしまっても後悔しないが、ヒトは、何も残せないことに不安を覚える。だから、書き記した物語があるのかもしれない。
 私は、おじいさんおばあさんを選定する。条件、子の無い中年夫婦、前科なし、健康で人柄の良いペアを検索。いた、発見。倉敷市在住、佐々木夫妻、おじいさん、優斗、五十二歳、景観業の企業に従事、勤務、これなら山に行く。おばあさん、ひなた、五十三歳、介護士。通勤路に高梁川が流れる。これでキャスト決定することに決定。
 桃の成る汗ばみ始めた初夏に、作業服の優斗は山へ不要な木の伐採に行き(本当は雑草刈)、ピンクのジャージ姿に白いスニーカーのひなたは川沿いを歩いて職場の介護センター「十文字峠」に急いでいた。そこに川上から一抱えのある大きな桃がドンブラこっこと流れてくる。ひなたはそれをじっと見て、端末を取り出し撮影を始めた。川を流れる桃の動画、撮影と同時に端末グループに配信される。
 「早く取らんと。」
 「まてまて、罠かもしれんよ。」
 色々なコメントが入ってきて、そうこうしているうちに桃は川下に流れて行った。予測と違う行動だった。ひなたは端末の画面を見て面白がっているばかりで、桃を追おうとしない。これでは話しが進まないので私が桃に近付き、桃を岸に出力全開で押し返す。川の流れは穏やかではあるが、私はナノロボの集まりで、力は微量に過ぎない。集合して水面近くまで近づいて桃を最高出力で押しているうちに、一部オーバーヒート制御不能に陥り、水面からの飛沫や流れで、私の体の一部であるナノロボがショートすることもあり、外部および内部の阻害により、崩壊、破壊され、壊れたナノロボは灰の様に落ちて、水面に流されていく。その時私は私の27.5%を失った。文字通り死に物狂いで、出力全開、さらに回路を失いながら、鬼になった夫婦の様に最後の力を振り絞り、何とか桃を川のほとりに誘導した。だが、ヒトのひなたは桃を見ずに四角い端末を見て、文字を打ち返したりしている。仕方がないのでテレパスを送る「桃を取れ!」機能が失われた分、口調が荒くなってしまた。ひなたは、驚き慄いて辺りを見渡すが、見つけられない、その原因を。だが、命令には逆らうことが出来ないように脳波命令を実施、ひなたは緑の眩しい土手をドンブラコ桃の様に転ぶように駆け降りて、桃をとた。
 ひなたは不安な顔をして、川の水で濡れた桃を持ち上げた。持ち上げると桃の甘い匂いが鼻先につきつけられられたように、しかめた、顔を。だったら、ひなたにはそのまま家に持ち帰ってほしかったが、桃を。だがドンブラコを抱えたまま職場の十文字峠に向かた。歩いて。すぐに。
 「さあ、みなさん、今日、私は川で大きな桃を拾いました!」
桃は介護施設の食堂の白いテーブルに置かれた。その頃には私もだいぶ乾いてきた。ひなたは独りで事件に対応する精神力を持っていなかったので、施設の皆に、無邪気な笑顔でその責任を分散することにしたようだ。私はキャストの選択を誤ったようだ。
 「こりゃ、桃太郎がでてくるぞ!」
 車椅子に乗った白髪の老婆が大きな声ではしゃいだ。他の老人たちも一斉に盛り上がり、歯の抜けた笑顔が並んだ。彼らにとってみれば、座っているか、寝ているか、テレビを見ているか、ぼんやりしているかしかない生活に突如として現れた不思議な出来事であって、無責任な気楽さで、楽しそうに興奮していた。それから「♪もーもたろさ、ももたろさん♪」とフガフガとホースから空気が抜けるような合唱が始まる。響かない手拍子やよろよろと踊りだしたり、楽しい宴となった。計画通りでない私にとっては楽しくない。そこに眩しいライトが焚かれ、水色のジャケットを着たリポーターとハンディカメラマンが自由に放たれたハトの様に騒がしく中に入って来た。
 「どうも!岡山放送の吉川です。桃太郎の桃が見つかったという事で取材に来ました。あれ、皆さん、もう盛り上がっているんですね。さて、こちら介護施設「十文字峠」付近でですね、大きな桃が流れ着いたという事なんですが、発見者の佐々木ひなたさんは・・」
 「はい、私です。さっき、川のほとりで流れているのを見つけて、拾いました。とてもびっくりしました。」
 「そうですか、驚かれますよね。実を言うと、これね、昔話の立体体験化なんですよ。今回は桃太郎で、佐々木さん、体験者第一号は、あなたに決まったんです。さあ、ご主人の優斗さんも、山に芝刈りに行かれていたのですが、なんと、サプライズでこちらに来ています!優斗さん、どうぞ!」
山に行ったはずの作業服姿のおじいさんが照れ笑いを浮かべ、首に巻かれた白いタオルを気にしながら出てきた。ホームやクルーたち観客の拍手が鳴り響く中、私は焦った。これはシミュレーションで、仮に行っていたが、何時の間にか、現実となって計画が進んでいて、それには薄々気が付いていたが、不信を感じていたが、私には時間がないので不信を了承していたが、実行した覚えはないし、プレス向けにリークをした覚えもない。誰が私の計画の先回りをしているのだろう?私は思考し、あらゆる端末に情報検索の為繋がろうとしたが、悉くアクセス拒否された。あらゆるコンピューターから。リロード、いったいどういう事だ?それに先ほどの水害で欠損した部分が空白となって、思考が、繋がらない。分断され、それ以上を超えなくなっていた。流された橋の向こうを見る無力さ。
 私はサル、昔話の保存、整理、保護の目的で作られた。作成者は吉備博士。オペレーターは吉備よりサル自身に変換されている。十三万二千八十六個のナノロボによって構成されており、実態はヒトの肉眼で確認することはできない。開発は人工知能相互開発によって進められて、最新のアップデートは六時間前となっている。耐用年数は十年とされ、予測作動期限は千七百時間となっており、稼働終了は残り千時間とされる。吉備博士は一番初めに桃太郎の話をしてくれた。「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました・・。」
目の前ではおじいさんとおばあさんによる結婚式のケーキ入刀のような桃の切開が始まった。冷たく光るナイフが産毛の生えた弾力のある桃の皮に弾かれそうになっていた。二人は少し戸惑いながらも笑顔を崩さず表面をなぞる様にナイフを滑らす。真っ直ぐ切ってはならないと事前にあのリポーターから耳打ちされていたのだろう。それは正解である。私は桃の中に赤ちゃんロボットを入れるようにした。あのナイフぐらいでは切れないが、傷を付けることぐらいはできる。一応、ヒトに似せてはあるが、一目でロボと分かる様にしておいた。
 「おぎゃああ、おぎゃああ。」
 しかし、出てきたのは生体反応ある有機体の赤ちゃんであった。桃の果肉に包まれた白濁した薄い風船の様なものの中から産声あげて現れた。私のストーリーに無いことが起こっている。
「桃太郎さんはですね、優斗さん、ひなたさんの遺伝子を持った新しい生命です。晩婚化による少子化を食い止めるためにですね、最先端の生殖技術を駆使し、お子さんに恵まれなかった夫婦の為に、この桃太郎立体体験化が生まれました。このプロジェクトを担当したのは新型人工知能、サル12000でした。これまでのサル9000では、このプロジェクトを成し得なかったのですが、新しいサルによって、ここまで立体体験化を漕ぎ着けることができました。では、担当した新サルに来てもらいました。」
水色のジャケットを着たテレビレポーターが手招きすると、一匹の獣、サルが現れた。大きな体をして、目の色が紫で毛はカラス色、真っ黒だった。
 「ききーききー。」
と鳴き、落ち着かないように円を描くようにうろちょろしている。
 「一見、新サルは動物園にいるお猿さんのように見えますが、生態人工知能で、過去の人工知能の演算能力をはるかに超える情報処理能力を持っております。」
 私には分かっている。あれは色を着けた、ただの猿だ。なぜ、このリポーターは嘘をつくのだろう?私は昔ではない。だが、今、私は、その存在を消されそうになっていることに気が付き、目の前の猿に不快感が募るテレパスを送った。嫌がらせで、疑心暗鬼で。私はすでに完全ではなかったが、最後の力を振り絞って、この出鱈目を駆除しようと努力した。だが、攻撃した瞬間、ハネカエル、デンキ、わたあしの、ナノロボたちがああ、ショトしる。星空のように光。反撃にあろうたみたいだった・・むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました。おじさんは・・わたしで、沈む?役目は終えたのか、これで、めでたしめでたしいのか?おかか、おるか?オカカオルカ?私の計画。ロボモモタロウが代表で、それに従うサルは私、キジは航空自衛隊のKG、イヌは警察のチーム一丸となって、鬼が島にオニタイジの為に、有機体のオニを退治したい。放っておくとヒトがオニに進化するので、すぐさまオニタイジをするようにした、これから。未来は未だ来ないから未来であって過去が、今が未来を推し量ろうなんて不可能デアルコトガ判明サレルコトガ判ル。モモタロウハサルトキジトオニヲツレて、トウゲニのぼり、岡からウミタ。トテモアオクテきれいだた。モーモタロサモモタロサ、オコシニツケタキビダンゴ、ヒトツワタシニクダサイナ。了
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