セリフ詳細

兄に再会すれば襲われるかも……と心配していたヤコブの想像を裏切り、エサウはかつて自分が騙されたことなどなかったかのようにヤコブとの再会を喜びます。さらに、ヤコブから送られた贈り物も、自分には何でも十分あるからいらないと断ります。


思っていたより大人な対応……結局、ヤコブがしきりに勧めるのでエサウは贈り物を受け取りますが、それからも彼がヤコブを襲ったり恨んだりする様子は出てきません。振り返ってみると、自分の結婚した相手が父と母の気に入らないところと知って、同じ親族の中から妻を迎えた過去もあるエサウ……実は、一族の中で誰よりも家族思いだったのは、案外彼だったのかもしれません。


イサク、リベカ、エサウ、ヤコブの家族は、決して理想的な家族像だったとは言えません。けれども、ボロボロに崩れた家族関係が、どういうわけか最終的に回復されます。その過程には、彼らの誠実な行動や良心的な振る舞いがあったわけではありません。むしろ、不安、葛藤、弱さを幾つも見せながら、気がつくと仲直りしていました。


回復する力のない者が、回復するはずのない関係を回復される……いったいなぜ? 誰の力で? それを考えさせる書物……それが聖書ではないかと思うんです。

作品タイトル:4コマ漫画『聖書ツッコミうさぎ』

エピソード名:意外と大人になった兄

作者名:ヤドナシ  yomogi

153|現代ドラマ・社会派|連載中|57話|17,014文字

聖書マンガ大賞, 4コマ漫画, ネーム, コメディ, 日常, ほのぼの, #4コマ漫画メーカー

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『聖書はツッコミどころ満載……なのにハマる?』

白兎のシロウは気づいてしまった。世界的ベストセラーの聖書は、思ってたほど万人受けしそうな本じゃないことに……聖書のツッコミどころをつぶやいていくウサギたちの日常をご覧あれ。

(こちらのネームは、「4コマ漫画メーカー」を使用したものです。聖書マンガ大賞応募作品。)