君と探した場所、未だ見ぬ翼

[現代ドラマ・社会派]

10

2,235

0件のファンレター

 京都、大阪を舞台に、母子家庭で育った主人公の慶一を中心に、家庭内暴力や虐待で追いやられた少年少女達、手を差し伸べるどころか束の間の居場所を無くそうとする社会の現代の物語です。
 少年少女達は、オーバードーズや暴走を繰り返しながら死へと向かっていきます。現代の閉塞感、居場所を求めて彷徨う若者達の声が聞こえる様に、欠陥としての家庭や社会、悲惨な現状も敢えて目を逸らさずに描いていきます。

登場人物

二条 のり子 スナック二条の経営者 48才


養護学校で育つ。出自は不明だが母親を知らずに育つ。


気持ちを重視し正直に、今に生きている。男に騙される経験は何度も何度も。弱さを曝け出して生きている。

酒も、人も、楽しいのも好き。

自身、母子家庭で母親に育てられた。

潤の死後、女を武器に生きていかなければならない環境で、強かに、男の力を利用して逞しく生きている。


スナック二条を経営。パトロンに対して、大人の付き合い、肉体関係もあるのか? 愛するまではいかないのか?現実の対応。

相手には妻もいる。

いつも男の影がある。生活のために働いていても、、子供のためにも働いても、息子である慶一にとって、母親として不満。

慶一は、母親は俺を捨てている。と思っている。自分勝手にイキリ立っているのか?

二条 慶一 17歳

のり子を母に、潤が父。早くに潤を亡くし、母子家庭で育つ。東川高校2年生。


母親のスナックを手伝い、母の困り事、フォローを一身に担っている。

他の男と関係や店の良い客の声など、安心して住める環境でない。家にいないのを望んでいるかのような素振りもある。「自分を捨てられている」と感じている。自分勝手に生きていると思っている。自立を望み、早く大人になりたい。

消えた父、強い男に憧れる。

「母親は俺を捨てている。」と思っている。子供として扱ってくれなかった母親。

水商売 遅くまで酒を飲み、だらしない姿。何処かへ出掛けて帰ってくる。

母親は酒を飲んで、いつも男の影を感じる。母親の中に女を見る寂しさ。

甘える先、居場所がなく、早く出ていきたい。

外村 晃

パトロン。二条のり子を囲っている様子。

元々、二条潤の上司であり、東京セラミックの会社役員。


潤が死ぬ前、のり子の面倒を見る。と、潤と約束していた。

二条 潤 行方不明 46才で死去。

事業運営者。サラリーマン。

スポーツ、学業もできたエリート。

子煩悩でよく遊んでくれた記憶がある。琵琶湖もよく連れて行ってくれた。

仕事も順調に社内で昇進していた。しかし、ある日忽然と消えす。


不正、不義を許さなかった、そして、、不審死を遂げた。

バロン。こと、辻村 翔治。

養護施設で育つ。自ら親がない、親に捨てられた。養護施設で保護され、育った生い立ちから、非行、犯罪、喧嘩、アルコールに溺れた時期もあった。しかし、根っからの優しさ、面倒見の良さ、グリ下で出会った少年少女達に自らを重ね合わせて、居場所のない子供達を支援する活動を始めている。

流山 トー子 15歳

父親から身体的、性的に虐待され、行き場所もなく、所謂、案件をこなして食い繋ぐ少女。左腕には無数のリストカットの痕。いつも死にたいと思っている。今日もちゃんと生きていた。と日々生きるのが精一杯。


慶一と繋がり、そして恋をした。

宿した命は、生きる決意、生きる理由、生の十字架を背負った。と思っていた。

ファンレター

ファンレターはありません

小説情報

君と探した場所、未だ見ぬ翼

環 弦 Gen Tamaki  gen_tamaki

執筆状況
連載中
エピソード
5話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
小説, 純文学, 現代文学, 連載小説, 人生, ドラマ, ヒューマンドラマ, 少年少女, 社会派
総文字数
11,204文字
公開日
2023年08月04日 05:37
最終更新日
2024年05月12日 13:41
ファンレター数
0