アルゴナウタイ

作者 ミツル

[ファンタジー]

14

8,290

0件のファンレター

これらの掌篇は死者のための小説、かもしれません。

もともとお話、というものは、死者の鎮魂のために語られるものだったのかなぁ、などと思うことしばしば。あくまでも個人の偏屈な考えにすぎませんが。
なので亡くなった方にこそ、聴かせてあげたい怪談とか、童話があると勝手に思っているのです。

というわけで、読み切りの掌篇集を編むことにしました。少しづつ、無理しないペースでみずからの魂が納得できることのみを探究します。
それぞれのエピソードを、金羊毛をもとめて出帆するアルゴ号のクルーにたとえました。『掌篇の小さな函』とでもすべきタイトルを、敢えて奇を衒い、『アルゴナウタイ』としました。乗組員たち(各エピソード)の、短くもささやかな冒険をお愉しみください。

そしてこれらは、作者個人の独善的な妄想、中二病的な実験小説、エッセイめいた夢語りにすぎません。
--が、あなた様(この世にいない人ふくむ)のこころを少しでも潤す、神秘のネクタル(nectar)たらんことを祈り、筆をすすめることに致します。

では、黄昏の国にむけ、わが心のイアソンとともにアルゴ号を出発させましょう。

※各エピソードごとに、それぞれ読み切りの独立したお話となっています。
※イラストはすべて『イラストAC』からお借りしています。

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

ファンレターはありません

小説情報

アルゴナウタイ

ミツル  ayuayu326

執筆状況
連載中
エピソード
3話
種類
チャットノベル
ジャンル
ファンタジー
タグ
ホラー, 掌篇, 幽霊, 日常, SF, 実験小説, エッセイ, 幻想, 怪奇, やや実話
総文字数
5,652文字
公開日
2017年12月29日 10:37
最終更新日
2018年01月07日 11:23
ファンレター数
0