時は令和　第三の戦争が終結せし頃の話
核戦争やそれに伴う超常現象で、数多の種も突然変異を起こし、世界は荒れ果て
活動する国も僅かになった
生きる気力を失った世界で、僅かに残る民草
かつて戦争で「機械」の力を手にしたが闇に消えた権力組織は人の暗部に消え
戦の時代は終わったかの様に見えた
だが、人の業は終わらず、争いは満ち満ちていた
戦で無くなった魂が、巷では怪異となって人を襲っていた
その怪異はかつては人、業を帯びて霊獣となりて、兵器で汚れた「ナニカ」が
取り憑き、魂が吸収され、霊、神、獣、人、自然、科学、核の力が人たらん魂に宿りて
終には神獣となりて数多の光を滅ぼさん
戦国時代の様相に戻りつつある日本　
霊獣の脅威から日の本を守ろうと各地の士が立ち上がった　
書の力を込め、魔を打つ神絵師
魔から子供達を音楽の力で守る、楽士達　
伝統を引き継ぎ、体に込めて霊獣を薙ぎ払う舞士
だが、その力を結集しても、時代は鬼や霊獣、人同士の戦争が繰り返され
もはや滅びの時代から抜けられる地獄の時代になっていた
そして、物語の中心に居た、0の巫女と、死人鬼が一人
神をその身に下ろし、神獣を殺す舞台を整える為に
0の巫女と鬼の旅が、今、始まる