沼のほとりの物語 参 一郎太、河童に叱られる。

作者 糖蜜

[ファンタジー]

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とある都市近郊の市街地。その中心から少し外れた住宅街の中には、離れ小島のようにぽつんとのこされている、緑深き公園と、沼がある。
人もまばらな古代からずっと存在している(と、言い伝えられている)その沼には、今でも、さまざまな古きモノたちが集うのだという……。

そんな土地に住む『祓い屋』一郎太とその師匠・ゆずこ、そして古き沼の住人たちが織り成す、悲喜こもごもの物語。

今回は、一郎太が、近所をお散歩中に出会った、とある怪異、そして、親切で気風の良い古き妖怪との出会いのお話です。

※ちょっとセクシーな女怪の挿絵が入っています。
※一話完結の連作短編です。語り手は各話によって違い、一定ではありません。

目次

完結 全1話

2023年08月04日 10:22 更新

登場人物

松島一郎太(まつしま いちろうた)


女怪に可愛いと評されるレベルの顔面を持つ、祓い屋の青年。二十代前半。独身。和装を好む。

市井の民俗学者を名乗ってはいるが、実績は特にない。少々特殊な才能があるらしいが……。

河童(かっぱ)


古来より沼に棲む河童。沼のお社様には、お隣さんだと思われている。

口は悪いがとても親切。一郎太が風の神に見せた河童の絵を現在の自身の姿のモデルにしており、歩く姿はほぼゆるキャラ。

エキドナ・説明


赤絵式の壺に描いてあった絵は、ギリシャ神話のエキドナと、その息子であり夫のオルトロスであったらしい。様々な怪物の母であるため、とにかく家系図がすごい。

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小説情報

沼のほとりの物語 参 一郎太、河童に叱られる。

糖蜜  mitsumame

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
沼のほとりの物語, 創作民話, ギリシャ神話, 小さな神さま, 現代和風ファンタジー, エキドナ, 付喪神, 赤絵式, 河童
総文字数
2,962文字
公開日
2023年08月04日 10:08
最終更新日
2023年08月04日 10:22
ファンレター数
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