セリフ詳細

【――数日後に入学式を控えた少女なゆちゃん。彼女はお母さんに頼まれて深夜のゴミ捨て場に到着なのです。
 魑魅魍魎を押しのけてなゆちゃんは夜の街を歩みました。彼女は強い子だから夜のお散歩もへっちゃらへ~です。
 真夜中のゴミ捨て場、そこで出逢ったのは1人の犬っ子さん。彼女は青いゴミ箱から顔を出してこんにちは。

『ボクはモカでしゅ。そこの貴女、ボクを拾ってはくだしゃいませんか? ボクは強いでしゅよ!』

 少女の言葉になゆちゃんは気前良く頷きました。仲間は1人でも必要なのです。犬っ子さんに手を差し出して華麗に一言。

『きび団子は無いけれど、……ついて来ていいよ、犬っ子モカちゃん!』

 1人のお供を引き連れて、なゆちゃん一行は鬼ヶ島ならぬ高校の入学式へ、その大いなる1歩を踏み出したのです。――】 

作品タイトル:犬っ子モカと、ナユタの日々

エピソード名:【第15話】犬っ子モカと、

作者名:ほしのななか  nanaka

138|ファンタジー|連載中|15話|42,000文字

犬モカ, 化けクリ, 茨城, ひたちなか

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絵本作家志望の女の子『柊(ひいらぎ)なゆた』と、犬耳カチューシャを付けた女の子『モカ』、完璧無敗青年『桜壱貫(さくら いっかん)』の3人は、時間を超え、世界の支配者『ホームホルダー』と対峙する。時間と空間を渡り家族の為に闘う少女達に待つ未来、とは?

【表紙とアイコン、後日付く挿絵を相方である『魅羅ちぇ555』さん( https://twitter.com/mirache555 )に担当していただいております! (o^^o)ご期待ください!】

【一部アイコンを『黒犬洋平』さん( kuroinuyouhei@gmail.com )に担当していただいております。黒犬さんいつもありがとう!】