セリフ詳細

水上勉は、若き時代に僧侶を目指して、京都の等持院や相国寺で修業をしたんだよ。

「雁の寺」は、その時の事が背景に成って作られた小説だよ。


水上勉の「雁の寺」は、僧侶の乱れた性行為の描写を鋭く(えぐ)った直木賞を取った作品だよ。そんな厭らしく素晴らしい小説でも、性描写が激しいからね、小学校2年生や小学校4年生は読んじゃダメなんだよ、だけど小学校3年生は読んでも良いんだよ。



作品タイトル:毒書家、母ちゃんの、お勧め本

エピソード名:母ちゃんのお薦め作家・水上勉 編

作者名:星野えいた  rtvrd843

41|創作論・評論|連載中|12話|17,756文字

滑稽な会話, 勝手なオススメ本

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良い本の定義は、
 母ちゃんが、好い本だよ、という言葉で決まる。
 と、母ちゃんが勝手(台所)で申して居(お)りました。

 母ちゃんが勧める本が、本当に良い本なのか、若しくは好い本なのか、
 ハタマタ如何でもイイ本なのかは、このチャットをチャント読んで、
 判断される事を、強くお勧めします。