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「雲長。尊公はまだそれがしの話を、半信半疑で聞いておるんじゃないか。それで、渋ッたい面(おもて)をしておるのだろう。おれのことを、いつも短気というが、尊公の性質は、むしろ優柔不断というやつだ。壮図(そうと)を抱く勇者たる者は、もっと事に当って、果断であって欲しいものだ」
作品タイトル:三国志
エピソード名:第8話、童学草舎の関羽
作者名:畑山 hatakeyama
★111|歴史|完結|156話|1,238,935文字
三国志
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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化 幾分、内容文章を変えています。