セリフ詳細

「――敵の勢力を三分させ、箇々殲滅(せんめつ)してゆく策をおとりになっては如何ですか。まずそれを誘導するため、味方の勢を実は少しずつ――黎陽(れいよう)(河南省逡県東南)鄴都(ぎょうと)(河北省)酸棗(さんそう)(河南省)の三方面へ分け、いつわって、袁紹の本陣へ、各所から一挙に働く折をうかがうのです」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第77話、官渡の戦い

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。