セリフ詳細

「さきに九錫(きゅうしゃく)の栄をうけて、魏公の金璽(きんじ)を持たれたのは、いわゆる人臣の位を極めたというもの。その上なお、魏王の位に進まれたら、俗にいう、天井を衝いて、人心の反映は、決して、曹丞相によい結果はもたらさないでしょう。あなた方にしても、それでは贔屓(ひいき)のひき倒しということになろう」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第131話、宮中の冬

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。