セリフ詳細

「近づけばいつも、賊と戦う前に、天候と戦うようなものになる。張宝の地公将軍とやらは、奸智に()けているとみえて、その自然の気象を、自己の妖術かの如く、巧みに使って、(わら)人形の武者や、紙の魔形(まぎょう)など降らせて、朱雋軍の愚かな恐怖をもてあそんでいたものであろう」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第14話、妖術

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。