セリフ詳細

「予は思う。天子は天稟(てんぴん)の玉質であらねばならぬ。万民の景仰(けいぎょう)をあつめるに足るお方であらねばならぬ。宗廟社稷(そうびょうしゃしょく)を護りかためて揺ぎなき仁徳を兼ね備えておわさねばならぬ。しかるに、不幸にも新帝は薄志懦弱(はくしだじゃく)である。漢室のため、われわれ臣民の常に憂うるところである」


作品タイトル:三国志

エピソード名:第22話、董卓の野心

作者名:畑山  hatakeyama

111|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。