セリフ詳細

「このまま、潼関の敵と睨みあいしていたら、一年たっても勝敗は決しますまい。それがしが考えるには、渭水(いすい)の上流下流は、さしもの敵も手薄でしょうから、一手は西の蒲浦(ほしん)を渡り、また丞相は河の北から大挙して越えられれば、敵は前後を顧みるにいとまなく、陣を乱して潰滅を早めるにちがいないと思いますが……」


作品タイトル:三国志

エピソード名:第114話、奔牛悍馬《ほんぎゅうかんば》

作者名:畑山  hatakeyama

111|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。