セリフ詳細

「許攸の言はめったにお用いになってはいけません。下将(げしょう)の分際で、嘆願に出るなど、僭越(せんえつ)の沙汰です。のみならず、あの男は、冀州(きしゅう)にいた頃も、常に行いがよろしくなく、百姓をおどして、年貢の賄賂(わいろ)をせしめたり、金銀を借りては酒色に惑溺(わくでき)したり、鼻つまみに()まれているような男ですから」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第77話、官渡の戦い

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。