セリフ詳細

「蜀の民は、久しい悪政と、兵革(へいかく)の乱に、ひどく疲れています。いま田宅を彼らに返し、業を励ませば、たちまち賦税(ふぜい)も軽しとし、国のために、いや国のためとも思わず、ただ孜々(しし)として稼ぎ働くことを無上の安楽といたしましょう。その帰結が国を強うすること申すまでもありません」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第129話、蜀

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。