セリフ詳細

「……むむ、そうか。そういわれてみると、田豊はつねに学識ぶって、そのくせ自家の庫富(こふ)汲々(きゅうきゅう)と守っている(たち)だ。彼はもう今の位置に事足りて、ただ余生の無事安穏を祈っておるため、そんな保守的な論を()にもすすめるのかもしれん」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第71話、関羽と赤兎馬

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

244,874 views

青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。