セリフ詳細

「先生のお考えもそうでしたか、自分もあの戦いの分れ目はその一挙にあったと観ておった。――思うに今、曹操の兵力は八十三万、わが軍の実数はわずか三万、当年の曹操はまさにその位置を顛倒して絶対優勢な側にある。これを破るには、われもまた、彼の兵糧運送の道を断つが上策と考えるが、先生以て如何となすか?」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第96話、呉軍の出陣と周瑜の嫉妬

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。