セリフ詳細

「その不足はよく分っておる。だからわが丞相旗を与えて、予自身が打ち向ったように見せかけて戦えと教えたのだ。劉備は、予の実力をよくわきまえておる。曹操自身が来たと思えば、決して、陣を按じて進んで来まい。そのあいだに、予は袁紹の兵をやぶり、黎陽(れいよう)から勝ちに乗って徐州へ迂回し、手ずから劉備の襟がみをつかんで都への土産として凱旋するつもりだ」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第66話、張飛の知略

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。