セリフ詳細

「ここに斜谷(やこく)天嶮(てんけん)あり、ここに北夷(ほくい)を平げて、勇気凜絶(りんぜつ)の新手五万あり、加うるに、わが次男曹彰は、武力衆にすぐれ、この父の片腕というも、恥かしくない者である。こう三つの味方を得た以上は、盛りかえして、劉備をやぶることも、掌中の卵をつぶすようなものだ。いざ斜谷に()って、このあいだからの敗辱を一戦にそそごうではないか」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第138話、鶏肋

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。