セリフ詳細

「古人のいった言葉に――兄弟ハ手足ノ如ク、妻子ハ衣服ノ如シ――とある。衣服はほころぶもこれを縫えばまだまとうに足る。けれど、手足はもしこれを断って五体から離したならいつの時かふたたび満足に一体となることができよう。――忘れたか張飛。われら三人は、桃園に義を結んで、兄弟の(さかずき)をかため、同年同日に生るるを求めず、同年同日に死なんと――誓い合った仲ではなかったか」

作品タイトル:三国志

エピソード名:第48話、張飛、酒に酔って曹豹を殴る

作者名:畑山  hatakeyama

126|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。