風の通り道
「風が強く吹いている」。二十九歳になった私は、今日もいつもと変わらず、真夜中に文章を書いている。誰にも読まれない、孤独な文章・・・。そんなとき、日付が変わる五分前に、携帯電話の着信が鳴る。それは高校時代の同級生からのもので、彼女はとても脆〈もろ〉い状態に置かれている。私だってまだまだ弱いのだけれど、彼女はそれよりももっとずっと弱い。私は一瞬迷うのだけれど、結局は応答する。というかそれ以外の選択肢はないのだ。とりあえず今のところは、ということだけれど・・・(中編小説)。
目次
完結 全6話
2021年12月28日 18:22 更新
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小説情報
風の通り道
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 6話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- その他
- タグ
- 物語, 精神, 心, 孤独, 女性
- 総文字数
- 54,171文字
- 公開日
- 2021年12月28日 15:58
- 最終更新日
- 2021年12月28日 18:22
- ファンレター数
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