セリフ詳細
私が紗絵くらいの年齢だったら、きっと立ち向かえないよ。
私別に、達也叔父さんの考えが全部間違いだとも思わないんだ…
良い学校を出て、良い所に就職して、それはやっぱり、苦労してほしくなかったり、後ろ指刺されたくなかったり、それはどちらかと言うと世の中では正しいのかもしれないよね。
それが正解なら、じゃあ私は間違ってるのかな?って言ったら、私は自分も間違ってないと思うんだ。
達也叔父さんの言うことが大人の常識なんだったら、私は子供だから、常識がないとかそんなんじゃないと思ってる。
きっと、大人になると夢や理想では生きれなくなる。今の私にはそれすらわからない。
周りからは空手もテコンドーももったいないってしか言われないし、歌手になりたいって言うと何でって聞かれる。横浜女子学院を受けなかったのも、何でって言われる、模試の判定はAで合格率90%以上なのにね。
でもね、私は世の中の常識にとらわれたくない。
私が進む道は間違いか正解かは絶対今の段階では、誰にもわからないはず。
私は間違いの道を進んでいたとしても、自分の人生に悔いがなければ、それが正解だと思う。だから、私は進むよ自分の道を。
例え応援してくれる人が一人もいなくても。
そして、間違いすら正解に変えてみせる。
紗絵もこの先、周りにいろいろ言われても負けないで。
周りや大人、世の中の常識にとらわれないで。
作品タイトル:two mother's外伝
エピソード名:第7話 常識にとらわれないで
★142|恋愛・ラブコメ|連載中|24話|52,925文字
ヒューマンドラマ, 青春, 恋愛, 栄光と挫折, 芸能人, 姉妹, 感動, 家族, 涙, 愛
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現在連載中two mother's〜受け継がれる光〜あなたがいてくれたから〜は主人公成瀬 紬ですが、こちらは成瀬 紗絵が主人公の外伝となります。本編では描かれていない、成瀬 紗絵の幼少期、姉の絵里に対するコンプレックス、サーベルス時代、学生時代の紗絵の様子や恋愛、芸能界に入るまでや入ってからの様子、また、本編では語っていない紬の父親と成瀬 絵里についての話も描いていきます。※一部内容は本編と重複する箇所有り。