セリフ詳細
何をしても、私は1番になったことがないから、うまく言えないけど、反抗期と自暴自棄みたいな感じだったのかな。
段々と不良の友達とつきあうようになって、そして、サーベルスの現総長たくやと山根とも知り合うんだけど、当時の私達はまだ、不良少年に不良少女で、やりたい放題で、タクヤと山根は特にヤンチャでね、子供のくせに規模の大きいサーベルスにいるからって、調子に乗って、ヤクザの下っ端みたいな人襲ってお金巻き上げてボコボコにしちゃったんだよね。
本人達いわく、チンピラだと思ったらしいんだけど。
それが、私が14歳で中学2年生の頃で、私自分で言うのもあれなんだけど、空手で海外の人相手にしてたから、サーベルスで大人相手にしても、女なのに自分よりでかい人と戦うの慣れてて、当時私より強い人いなくて、総長だったんだ(笑)
で、タクヤと山根が当時中学1年生で13歳。
私の舎弟だったんだよね。
それで、タクヤと山根がボコボコにしたヤクザの組が怒って、当時タクヤと山根は拉致されて殺されかけたことがあって
私はサーベルスのメンバー集めてそのヤクザの組壊滅させて、タクヤと山根を助け出したからか、タクヤと山根は私のことを姉貴って呼ぶようになったんだ。
たくさん他にもあるけど、大まかに話せばそのくらいかな。
あ!ちなみにタクヤと山根は確かに不良かもしれないけど、ヤクザの下っ端ボコボコにしたのには理由があって、サーベルスの総長が私になった時に、女総長だとサーベルスは終わったとか弱体化したとか、ザコ集団とかバカにされたからっていう理由があって、ついでにお金巻き上げたらしいんだけどね(汗)
悪いこともしてきたかもしれないけど、以外に律儀なやつらなんだよ。
私なんかもうサーベルス辞めてるのに未だに会えばああやって下手だしさ。
私が芸能界入ったってわかった時、タクヤと山根は本当に喜んでくれて、これからは自分達とは関わらないようにしてくださいなんて言うんだよ。
私の昔のことが多分表に出てこないのは事務所がなんとかしてるだけか、たまたま運が良いだけかで、いづれは出てくるかもしれないだろうなって思う…
だからね、RISE-1のメンバーに迷惑かけられないから、もう少ししたら、私はRISE-1脱退かなっても思ってるよ…
作品タイトル:two Mother's
エピソード名:第12話 紗絵の過去と遊園地
★414|恋愛・ラブコメ|連載中|73話|170,691文字
恋愛, 幼馴染, ヒューマンドラマ, 友情, 芸能人, 女主人公, 暗い過去, 感動, 涙, 家族
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成瀬 絵里(なるせ えり)は未婚の母。妹の成瀬 紗絵(なるせ さえ)は姉の夢に一人で向かうことになるが、亡き姉の残した娘の成瀬 紬(なるせ つむぎ)と共に生きる中で大切なことを自分自身も学んでいく。彼女たちの好きな花はひまわりでした。ひまわりの花言葉は「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」など太陽に向かって花が咲く様子に由来します。
それぞれの憧れや情熱をもって進む物語をご覧ください。
また、今作の主人公は成瀬 紬となっております。
紗絵と対照的に内気で容姿も良いわけではない紬だが、同い年の修也と出会い刺激を受けていく。次第に、容姿も変化していく紬。
愛、友情、恋、家族、感動等、いろんな要素を含み登場人物それぞれの想いと共に強く歩んでいく物語。