もう16だから
二〇二一年、高校生になった梅宮獅子夫は、あだ名のおかげで十六という数に敏感だ。その十六歳の誕生日を迎えたけれども、地球規模の流行病のせいもあって特に何事もなく過ぎる。翌日、登校日で学校に行くとクラスメートの女子・杉川が友人達からお祝いされていた。どうやら今日は杉川の誕生日らしい。彼女達の会話を聞くともなしに聞いていると、杉川は「十六歳で結婚したかったのに、できなくなった」と嘆いている。どういう意味だ?と首を傾げる梅宮だったが、程なくしてある法律の変更を思い出す。
目次
完結 全1話
2024年03月08日 10:35 更新
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小説情報
もう16だから
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 学園・青春
- タグ
- 【課題文学賞その十】, 16歳の話, 高校生, 結婚, 法律, 成人
- 総文字数
- 1,892文字
- 公開日
- 2024年03月08日 10:29
- 最終更新日
- 2024年03月08日 10:35
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