セリフ詳細

 二人は思わずその光景につられて窓際に駆け寄って外を見た。外には街の景色が一変したみたいに遠くまで見渡すことが出来た。背の高いビルがなく建物自体も少なくて、遠く彼方に山や緑を一望することができた。目立つのは高い煙突で、その先端から白煙をたなびかせて、その煙を夕日が赤く染めていた。それは彼女たちの初めて見る昭和の次代にあった郷愁を引く美しい光景だった。

作品タイトル:とある廃墟ビルディングにて~赤い目の女編~

エピソード名:第2話

作者名:Tadashi_Kimura

3|ホラー|完結|5話|20,401文字

悪霊, 心霊スポット, 黄昏症候群, オカルト, ホラー, 怪談, 高校生, カタストロフィ, 都市伝説, R15

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学校が終わり下校中の二人の女子高校生ヨウコとレイカ。他愛ないおしゃべりの最中にレイカが最近よくこの周辺で噂されている女性の幽霊のうわさ話を口にした。村山台駅のホームからも見えるビルディングにまつわる噂だ。明かりが灯るはずもないその最上階に、赤く二つの光が見えるという。そのビルは放置されてから10年は経つ廃墟でそこで飛び降りた女の幽霊が出るとか、火災で死んだ人の霊がうろついているとか、様々な曰くつきの噂が絶えない場所だ。おしゃべりで終わるだっはずが、好奇心もしくはこの世に存在しない何者かの手によって背中を押されたか分からないが、彼女らは噂の真相を突き止めるために、とある廃墟ビルディングへと向うのだった。その場のノリで行ったにすぎないかった廃墟で彼女たちが見たものとは‥‥。

※これは一般小説で書いた作品をテスト感覚でチャットノベル化してみた作品です。
人によって描写がグロくショッキングに感じるところがあるかもしれません。
表現の一部に人によってはグロやショッキングに感じるところがあるかもしれません。
これは必ずしも連続性はないですがシリーズ物です。