セリフ詳細

いや。

昔からよく祖母がお赤飯を炊いてくれたんだけどね。

それをパック詰めして、みんなに配っていた。

そういう時はいつもお裾分けしてもらったんだけど、何故か高確率で白髪が入っていたんだ。

祖母の髪の毛。

しかしぼくの食べるパックに入っているのみで、他の人には髪の毛入りは行き渡らなかったらしく。

悪評が立つことはなかった。

ぼくは、自分がハズレを引くことで皆が助かったのだと思うことにした。

だから、当たりさ。

それ以来、おかしなロットに当たる事を白髪のお赤飯と呼んでいる。

自分の悪運バランスを意味する。

皆が無事ならそれでいいと。

作品タイトル:オーバル

エピソード名:第51話

作者名:とんぼ玉  cometshower

96|日記・個人ブログ|完結|81話|176,795文字

雑談, 日記, 霊媒, 内輪ネタ, noosology, スピリチュアル, メモ, 与太話

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なりきり雑談的な。ただの霊媒手記と審神者行為です。